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イーサリアムユーザー、誤って120ドルの送金に9500ドルの手数料を支払う。

とあるイーサリアム(ETH)のユーザーは120ドル(約12600円)分のイーサリアムを送金する際、入力ミスにより手数料9500ドル(約99万8000円)を支払ってしまったと報告しています。

「私の人生を壊してしまいました」

先週、ソーシャルメディアプラットフォームReddit上にて「ProudBitcoiner」という匿名アカウントが、120ドル(約12600円)分のイーサリアム(ETH)を送金する際に誤った手数料を入力してしまい、79倍もの取引手数料となる9500ドル(約99万8000円)を支払ったとして助けを求める投稿をしています。

ProudBitcoinerによればイーサリアムウォレットMetaMaskを使用して、0.2922WETHをDeFiプラットフォームであるUniswapにて、約120ドル相当のChi Gastoken(CHI)とスワップしようとしました。

前回、MetaMaskを使って取引する際に正しい金額が入力されず失敗したため、今回は手動で入力したところ「Gas Limit」に200000と入力するのではなく「Gas Price」に200000Gweiと入力してしまったと説明しています。

その結果、約9,500ドル相当の23.517ETHという高額手数料を支払ってしまいProudBitcoinerは「今回の取引で人生を壊してしまいました。」と落胆しています。

返金の可能性は低い

今回の取引はEthermineマイニングプールによって処理さています。通常、高い手数料を支払うユーザーのトランザクションを優先的に処理するため、ProudBitcoinerはミスに気付いてスワップを中止しようとするも30秒以内に処理されてしまいました。

その後EthermineのCEOであるPeter Pratscherにツイッターで連絡を取るも現時点で連絡はなく、これ以上手段が無いと明かしています。

通常マイニング事業社にはこのようなミスが起こっても返金する義務はなく、好意によってのみ行われるものの、EthermineがProudBitcoinerへ返金する可能性は非常に低いと見られています。

今年6月にもとあるユーザーが350ETHを送金する際、誤って260万ドル(約2億7000万円)もの取引手数料を支払う事態が起きましたが、この取引を処理したのもEthermineでした。

当時、Ethermineの親会社Bitflyは今後このようなエラーが発生しても返金しないとツイートしており、善意に頼るしかない状況となっています。このようなミスは誰でも起こることでもあるため、自身で手数料を入力する際は気を付けなければなりません。