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ロシア大手銀行スベルバンク、Apple Pay・Google Payなどと互換性のある非接触型ブロックチェーンATM5000台導入へ。

新型コロナウイルスによる感染を防ぐため、ロシアのスベルバンク(ロシア貯蓄銀行)はApple Pay・Google Payなどと互換性のある非接触型ATMを約5000台ほど購入したことが明らかになりました。このATMにはブロックチェーン技術が導入されています。

ブロックチェーンATMでコロナ感染防止

ロシア最大の商業銀行であるスベルバンク(ロシア貯蓄銀行)は、新型コロナウイルスの感染防止対策として非接触型取引を促進するため、ブロックチェーン技術採用にこれまで以上に取り組んでいます。

現地メディアIzvestiaによれば、従来のプラスチックカードを使った個人での金融取引を廃止し、Apple Pay・Google Pay・Samsung Pay・Huawei Payとの連携も可能な非接触型ブロックチェーンATMを1億850万ドル(約116億6600万円)投入し、約5000台購入したと報道しています。

なおこの非接触型ブロックチェーンATMには、2017年5月に中央銀行に位置する「ロシア連邦中央銀行」がローンチした非接触型決済プラットフォーム「Mir Pay」にも対応しています。

またスベルバンクによれば、新型コロナウイルスが流行している間プラスチックカードへの依存度を減らすだけでなく、コスト削減と新規顧客獲得にも役立つと主張しました。

ブロックチェーンの役割は

非接触型ブロックチェーンATMを導入すれば、1台につき少なくとも14.5千枚の紙幣を保管で来るほか、パターン認識ソフトウェアが搭載され盗難・破壊行為の防止を実現します。

一方、顧客側はタッチスクリーンによる操作ではなくスマートフォンを使ってのATM操作が可能になります。しかし、今回の報道ではブロックチェーン技術が非接触型ATMにどのような役割を果たすのか明らかにはなっていません。

同メディアによれば専門家の話としてスベルバンクの非接触型ブロックチェーンATMでは、融資の申し込みや株式市場取引・電子商取引のオーダーも将来的に実現する可能性があると伝えています。

またロシアの他の主要銀行でも非接触型の決済サービスを導入しようと模索していると伝えています。スベルバンクのライバルであるVTBもApple PayやGoogle Payを利用した現金引き出しサービスを開始する予定です。

今後も非接触型または遠隔での決済サービスは世界各国で急増する可能性は非常に高いといえるでしょう。その時、ブロックチェーン技術の採用ニュースも続々と出てくるのかもしれません。