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Amazon(アマゾン):ブロックチェーン開発の次なる一手は広告事業、エンジニアを募集

ブロックチェーンによるクラウド開発を進めていたEC大手のAmazon(アマゾン)は、広告事業の一部を統合させるべく8月に関連エンジニアを募集していたことが分かりました。現在、GAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)の全てがブロックチェーン技術に目を向け開発に注力しています。

Amazonが広告分野でブロックチェーンエンジニアを募集

今年8月、Amazon(アマゾン)が掲載した求人情報によるとブロックチェーン台帳に重点を置いたフィンテック広告におけるブロックチェーンのシニアソフトエンジニアを募集していたことが分かりました。

どの様なブロックチェーンを使用するのかは不明ですが、このチームでは広告事業の拡大を目指すため、多国籍の財務データに透明性をもたらす請求・照合システム開発に焦点を当てる予定です。

ブロックチェーンと言えばいつ・どこで・だれがと言ったデータを改ざんすることができないため、データの信ぴょう性を高めることが可能です。これを応用すれば広告の掲載時期や仲介者が広告手数料をどの程度、搾取しているかなどの追跡が容易となります。

ブロックチェーン業界に続々と参入する大手企業

数年前まではブロックチェーン技術開発に着手する大手企業はほとんどいませんでした。しかし今ではGoogle・Facebook・AppleなどITの巨人と言われる企業は続々と参入してきています。

Amazonはこれまで独自通貨の開発は無いなど後ろ向きな発言を続けていましたが、この流れは避けられないものと言えます。

以前にもクラウドビジネスを展開するAWS(Amazon Web Services)のブロックチェーン部門が中央集権型のデータベース「QLDB(Quantum Ledger Database)」を開発しています。

また企業クライアント向けにイーサリアム(ETH)とHyperledger Fabric(ハイパーレジャー・ファブリック)を使って、独自のブロックチェーンネットワーク構築が可能な「Amazon Managed Blockchain(アマゾン・マネージド・ブロックチェーン)」も開発していました。

Amazonは次の一手として広告業界を選択したことになりますが、すでにGoogleやFacebookなどは独自の広告プラットフォームを構築するなど大きな利益を得ている分野と言えるため遅れを取るのは致命的と言えます。

どのような製品をリリースされるのかはいまだ分かりませんが、すでにAmazonはブロックチェーンの研究と開発に多大なお金と時間を投じていることは間違いなく、今後さらに競争が激化し業界が活性化していくと言えるでしょう。