155を超える国の投資家が、ビットコイン(BTC)のブロックチェーンとスマートコントラクトを通じて、Apple、GoogleやAmazonなどの高額株だけでなく、上場投資信託(ETF)を購入することができるようになります。
仮想通貨取引所でウォレットサービスも展開するAbraは2月6日に、自社のトレードアプリで、2019年内は取引手数料無料で株式とETFの投資ができることを発表しました。
Abraは現在、30以上の仮想通貨の取引と、50のフィアットペアの取引を提供しています。新機能では、このプラットフォームブロックチェーン技術を利用して、ユーザーが主要なハイテク株に最低5ドルから投資することを可能にしています。投資家はまた、Vanguard GrowthやRusell 2000といったETFや、SPDR Gold Trustなどの商品にも投資を行うことができます。
Abraの新機能の仕組みとは
この新機能は、ブロックチェーンと従来の投資を効果的に繋げ、株式売買口座を持たないユーザーでも、市場に簡単にアクセスできるようにします。Abraは、法的にはユーザーの資金のBitcoinを保持し、「担保に基づく契約」を提供することで、規制を回避します。
もしもあなたがAbraアプリを利用してユーロやモネロ(XMR)、ジーキャッシュ(ZEC)のポジションをとる場合、あなたが行う契約は、仮想通貨担保契約と呼ばれるものになります。これは基本的にビットコインを証拠金にとり、あなたが投資したいと思う資産の価値にペッグします。
それがユーロであっても、モネロであっても、ジーキャッシュであっても、今回の発表で追加されたApple株であっても、違いはありません。
つまり、1000ドル相当のApple株を購入し、実際の契約にビットコインを証拠金として利用する場合、もしもAppleの株価が上昇すればあなたの手元には預けたよりも多くのビットコインが戻ってきますし、株価が下がればビットコインが減ることになります。
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