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カルダノ(ADA)のエコシステム拡大。アフリカ各国と提携し数百万にデジタルID配布へ。

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProに上場したばかりのカルダノ(ADA)が、アフリカの複数の政府と協力し、住民にブロックチェーンベースのデジタルIDを配布する予定であることが明らかになりました。

カルダノエコシステム、アフリカ市場形成へ

ADAを開発するIOG(旧IOHK)のCEOであるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、アフリカで開催されたブロックチェーン・カンファレンスにオンラインで登壇し、アフリカが国の発展を促進できる革新的な技術を必要としていることを挙げました。

そのうえでカルダノがソリューションを提供できると述べ、アフリカ各国の政府と協力して、ブロックチェーンを実装したデジタルIDを発行できるよう交渉中であることを発表しました。

実現すれば数百万人にアフリカユーザーをカルダノ・エコシステムに取り組むことになります。なお現時点では正式発表ではないものの、すでに契約の最終段階に至った国もあると明らかにしています。

一方、IOGのアフリカ事業担当ディレクターであるJohn O’Connor(ジョン・オコナー)氏によれば、契約中の国の1つがエチオピアであると明かしており、その後は5カ国と協力し1~2年のうちに1億人のユーザーを取り組む計画だと伝えています。

5兆ドル規模のエコノミーを実現

ホスキンソン氏によればカルダノ・ブロックチェーン上で発行されたデジタルIDは、市民がウォレットや支払いシステムへもリンクします。

「多くの人々にとって人生で初めて、ウォレット・決済システム・財産と連携し豊富なメタデータの享受などが可能なデジタルIDを持つことになります」

その結果、デジタル時代に基づいた新しい大きな市場が出現することになり、成功すれば「5兆ドル(約543兆円)以上の富を持つニュー・エコノミー」が形成されると推定しています。

ホスキンソン氏はアフリカの成長を妨げているのは、適切な資源利用ができていないことだと指摘、より高度な新システムを導入することで必要な解決策を提供でき、豊かさの享受が可能だと強調しました。

以前には現在イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で運営されている100社以上の企業が、カルダノ・ブロックチェーンへ移行するパイプラインにあると明らかにしており、エコシステム拡大に勝算があるものと予想されます。

また現在のアフリカの経済状況は数十年前の中国に似ていると述べ、富を円滑に活用するための施策を講じたところ、中国の経済は成長し今や世界でも有数の経済大国となったと付け加えました。

ADAは今年に入り驚異的なパフォーマンスを見せており、アフリカ政府との提携が正式に実現すればさらなる上昇が見込まれるため、動向に注目が集まります。