仮想通貨カルダノ(ADA)が21日にカルダノ1.5をメインネット上でリリースしました。このニュースによりエイダの価格は急上昇し、一時は約0.064ドル(約7.03円)をタッチしています。今後のロードマップでは「Shelly(シェリー)」を控えており、更なる期待が予想されます。
ADAが1.5へアップグレード
仮想通貨エイダの価格が過去30日間で約32%以上もの上昇を果たしています。これはアップグレードであるカルダノ1.5が21日にメインネット上でリリースされたもので、その後も止まらない勢いを見せました。
カルダノ1.5は、今後のロードマップで予定されている「Shelly(シェリー)」へと移行するための改善が導入されています。なお、今回は51%攻撃を効果的に防ぐとされる新たな合意プロトコルである「Ouroboros BFT」が後に実装される予定です。
このプロトコルは現在、エイダのブロックチェーン上で動作している「Ouroboros Classic」から、分散型システム「Shelly」のプロトコル「Ouroboros Genesis」へと移行するための重要なプロセスとなります。
また今回のアップグレードには、多数のトランザクションとWalletアドレスを生成する際のパフォーマンス向上と不十分なディスク容量を検出する機能の追加などの改善点も追加されています。
真の分散型ブロックチェーンになれるのか?
アップグレードに関して、エイダのwalletであるダイダロスを使用しているユーザーは、自身でダイダロス0.13.0を再度インストールする必要があります。なお、今回Windows版では日本語によるサポートも新たに追加されました。
エイダは現在マイニングの手法としてプルーフ・オブ・ステーク(Proof Of Steak/POS)を採用しており、「Shelly」に移行した場合には更なる分散型ブロックチェーンへと近づく事が期待されています。
そのため、仮想通貨プロジェクトの開発者にとっては利用しやすいブロックチェーンになり、技術の成長と分散型アプリケーション(dApps)の分野においてエイダの躍進が見られる可能性があります。
またカルダノのコミュニティメンバーの中には、米大手仮想通貨取引所Coinbaseへと上場する可能性を主張している人物も存在しています。Coinbaseへと上場した通貨はこれまで大きく上昇する傾向が見られます。
信憑性は定かではありませんがこれまで時価総額TOP10の仮想通貨を積極的に上場させてきたCoinbaseであるため、可能性としては大いに考えられます。
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