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カルダノがVISAを超える新たなスケーラビリティプロトコルリリース

カルダノADAの発行元でもあるカルダノ財団は3月25日、5年の開発期間を要したオフチェーンのスケーラビリティプロトコル「ウロボロスハイドラ」をリリースしました。

カルダノが新たなスケーラビリティソリューションをリリース

このプロトコルを使うことで、ネットワークに存在するノードのストレージ使用が削減されます。これによって、カルダノブロックチェーンのスケーラビリティが改善し、安価な手数料、遅延発生を防ぐことなどが可能になるとのことです。また、これらの要件が求められるような事例(マイクロペイメント、投票、保険契約)における活用も期待することができます。

カルダノの技術開発を手がけるIOHKの広報担当者によれば、ハイドラは欧州連合の資金を使った5年に及ぶ研究開発によって生み出されたもので、1秒あたりに100万ものトランザクションを処理することが可能です。これは、現代社会でグローバルに利用されている決済システムを超えた処理能力を持っていると担当者は述べています。

ネットワークではユーザーが10個のヘッドを作成しますが、これがトランザクションのスループットレーンとなり、スケーラビリティを改善し、高速処理を実現する要因となっています。

VISAを超えたスケーラビリティ

エジンバラ大学のシュミレーション結果によると、ハイドラで作成されるヘッドは1秒あたり1,000のトランザクションを処理することができます。つまり、理論上は1,000のヘッドがあれば100万のトランザクションを1秒間で処理することが可能になるということです。これは、VISAの決済システムを遥かに超える処理能力と言えます。

エジンバラ大学のブロックチェーン研究所の責任者Aggelos Kiayias氏は、スケーラビリティ問題の解決がブロックチェーンにとって最も重要な課題の1つであると見解を示しています。加えて、今回発表したハイドラは設計面で根拠のあるエンジニアリングを適用した、解決策へ向かうための重要なステップであるとコメントしています。