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アフリカのレソト王国、ブロックチェーン採用で企業と提携へ

アフリカのレソト王国(以下:レソト)は、ブロックチェーンを国の管理機能として採用するためブロックチェーン企業Apolloと提携を行いました。

アフリカのレソト王国、ブロックチェーン採用で企業と提携へ

アフリカにあるレソトは人口220万人の小さな国です。政府のシステムも小規模で済むため、実験的にブロックチェーンの導入を試みようとしています。その一環として、レソトはブロックチェーン技術の研究・開発を行う企業Apolloと覚書を結びました。

レソトは声明の中で、ブロックチェーン技術によって、貧困、教育、雇用など、さまざまな面で国の現在の状況を改善できると述べています。Apolloとの覚書は、レソトの通信科学技術省が署名を行いました。

Apolloはただの取引プラットフォームではなくここ最近急激な成長を遂げており、分散型のストレージサービスやデジタル投票のシステムも提供することも可能です。Apolloでディレクターを務めるSteve McCullah氏は、レソトとの提携について以下のようにコメントしています。

「私たちは、ヨーロッパとアメリカどちらにも事務所を構えています。アフリカには予てより注力しており、南アフリカのサントンに新たなオフィスを開設しています。(中略)覚書については、現在機密情報ではありますが、レソト政府の主要なプラットフォーム構築に取り組んでいるところです。ブロックチェーンは公的なシステムを構築・維持するためのもっともセーフティな技術となっており、これまで抱えていた課題を克服できるでしょう」

Apolloブロックチェーンの可能性

McCullah氏は、Apolloが提供するブロックチェーンは現在市場に出回っている他のブロックチェーンとは異なり、多くの取引を処理できる持続性があると述べています。それによって、レソトが主要産業ともしているダイヤモンドの輸出入事業も改善することができると見解を示しています。

多くの場合ブロックチェーンは金融分野での利用が認知されていますが、公的なインフラやサプライチェーンなど、その他の分野にも適用することができます。McCullah氏はこうした分野でもApolloのブロックチェーンを適用できるとし、引いては社会問題の解決も行えると自信を見せています。