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アレクサンダー・シュルギン (Alexander Shulgin)【データマイニングの魅力】




1/30~1/31にパシフィコ横浜にてJapan Blockchain Conference(JBC)2019が開催されました。

本イベントにGruppa Kompaniy Familiaの創設者であるアレクサンダー・シュルギン (Alexander Shulgin)氏がゲストスピーカーとして登壇しました。

「データマイニングの魅力」と題して、彼自身が投資しているプロジェクトの1つでもある、マイニングをテーマに、現在の取り組みや今後の展開についてのお話を聞かせていただきました。

アレクサンダー・シュルギン (Alexander Shulgin)氏
Gruppa Kompaniy Familia 創設者・オーナー、投資家、作曲者

アレキサンダー・シュルギン氏は、ロシアで著名な作曲家、多数のEXITを経験している投資会社Gruppa Kompaniy Familiaのオーナー兼創設者です。

彼はまず音楽家として自身のキャリアをスタートさせ、ロシアで最も有名な作曲家の一人となります。音楽と最先端のテクノロジーをうまく組み合わせ、多くのヒット曲を生み、独創的な作品を世に送り出します。

そんな音楽活動の中で様々な知見を積み、後にGruppa Kompaniy Familia(www.familia.ru)を創設。
現在、Blockchain、ニューメディア、出版、エンターテイメント業界を専門に投資をおこなっています。

同社が初期段階で投資を行ったTradingviewBitfuryDot Blockchain Mediaは、今では業界で知らない人はいない有名企業(サービス)となっています。

アレキサンダー氏は、個人としても世界経済の変革、創造的経済、Blockchainテクノロジー、MESセクターの分野において、世界をリードする専門家の一人です。自身の経験をもとに、暗号通貨を扱う多くの会社、ICO、ITO、規制当局にアドバイスをおこなっています。

母国であるロシアでは、連邦首相のもとで活動する専門家評議会のメンバーにも選ばれ、ITとデジタル経済を専門の分野として活動しています。彼は功績ある時事評論家・作家でもあり、彼の記事やレポートは、ロシアの主要メディアに定期的に掲載されています。

 

ゴールドラッシュの時代を考えてみてください。

もし当時の炭坑夫たちが私達に「次は何を採掘しますか?」と聞いてきた際に「コイン。」と答えたとしたら、彼らは「えっ?」と思うはずです。
さらに、「仮想の通貨を採掘するんです。」と説明したら、彼らは私達の頭がおかしくなったと思うでしょう。

今日は、コインの次にマイニングするものについて話をしていきます。

この10年ほどでビットコインが台頭しました。
多くの若者たちがビットコインなどのマイニングに夢中になり、その中から億万長者となる方もたくさん現れました。

私が投資していた会社の1つもその恩恵を受けて、ユニコーン企業となっています。

トークンの次に、スマートコントラクトが出てくるようになります。
さらにはICOが誕生します。
そこでお金儲けをしては損をして、また儲けては損をして…という感じで主にコインのマイニングを続けてきました。

ビットコインから始まり、スマートコントラクトが生まれ、そしてIoT、IIoTと発達してきていますが、さて、次に私達は何をマイニングしていくべきなのでしょうか。

皆さんIoTをご存知ですか?…皆さんご存知のようですね。
IoTの世界では、数え切れないほどのデバイス同士が相互に連結し合うことになります。
例えば、私の電子レンジやあなたの車などあらゆるものが5Gを通じて相互連携されます。

そして、これからはthings(物)だけではなく、インターネット・オブ・コンテンツの時代がやってくることになります。

あらゆるコンテンツが非中央集権化されていく時代になる。

今はユーチューブなどが中心となってたくさんの動画を中央に集めていますが、
これからはこれらのコンテンツが非中央集権化されるようになります。コンテンツ同士が相互連結していくようになるのです。

データマイニングとは、あらゆるデータ、とりわけコンテンツのプロセッシング(加工)をすることです。
来年にはエクサバイト単位の量のコンテンツが世の中に存在することになると言われています。

そして、ブロックチェーン技術は、今後の私たちの生活に不可欠なものになります。
コインラッシュによって、ブロックチェーン技術が世の中に知られるようになり、ブロックチェーンや仮想通貨、ビットコインという言葉はたいていの人たちが耳にしたことのあるものになりました。
これからはこのブロックチェーンを駆使して、データがコインに取って代わるものとなります。

私たちの未来の社会像をイメージする。

私たちが暮らすソーシャルワールドがあり、その世界で私たちは人々と繋がるためにスマートデバイスなどを使います。そして、それと同時にテクニカルワールドが存在します。この世界は私たちが使うデータによって作り出されます。

例えば、ドローン単体ではAからBへ行くというプログラミングがされた単純なデータしか存在しません。

つまり、スマートシティやスマートファクトリーなどはデータ無しでは存在し得ないものなのです。
それ故、ブロックチェーンやデータマイニングが必要不可欠となってくるのです。
データは情報となり、情報は知識となり、知識は知恵となるプロセスを踏みます。
そのため、データはとても重要なものです。

サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドを例に挙げて考えてみましょう。
彼には3億人のフォロワーがいます。日本の人口の2倍ほどですね。この全フォロワーが膨大な量のデータを日々生み出しています。この総データは例えるなら山脈のようなものであり、ロナウド選手はデータの巨大山脈とも言えるのです。
これからはセレブの人たちや有名俳優などのメディアに出てくる人々が中心となって、ゲームやアニメを含む、あらゆるデータの80%を彼らが集約することになります。
そして、このデータを通じて産業やファイナンスの機関がさらなる発展を遂げることになります。
これからはメディア・エンターテイメント業界がデータ集約のハブとなっていくでしょう。

データマイニングはなぜ膨大な量のデータが必要になるのか?

それは、人間の行動が、変則的で予想ができないものだからです。

私たちの生活が安全かつよりスマートになるためにも、これまで予知できなかったようなことを予知する必要があります。そうすることで例えば、車を運転する時にプレッシャーを背負う必要がなくなります。そのためには膨大な量のデータが必要です。
そしてそのデータが私たちの生活をより良いものへと改善することになります。

数ヶ月前、ウォーレン・バフェット氏は「ブロックチェーンのマイナーは何も生み出していない」と言いました。

私はそれは違うと思います。

マイナーたちは未来へ繋がる高速道路を建設しているのです。次世代のためのインフラを構築しているのだと私は思います。
なぜならデータとブロックチェーンは引き離すことのできないものであり、これらの技術によって中小企業はサポートを受けているからです。それはIP保護であったり、マイクロファイナンスなどの投資という形であったりします。

そして、これらのベースとして最も重要なのがデータです。
スマートシティー、IoT、自動運転、ドローン、IIoT、EoT(非中央集権エネルギー)などを通じて、ブロックチェーンは私たちの生活を豊かにしているのです。

最後に話したいのは、エネルギー消費について。

イーサリアムによる電力消費量は、キプロスなどの小さな国1つ分にもなります。
ビットコインブロックチェーンのそれは、アルゼンチン1国の消費量と同程度です。
2022年には、EU全体の消費量レベルになると言われています。

これからは、よりクリーンで低コストのエネルギーが必要です。

私が投資しているプロジェクトの1つは寒い地域をベースにすることによって消費電力を抑え、低コストで仮想通貨およびデータのマイニングをしています。

再び、ゴールドラッシュの話を思い出してみてください。

ある人は道具を売って商売をしていました。またある人は「金」を当てて一攫千金を得ていました。
現代の私たちは、この両方の手段を使うことができます。

なぜなら私たち自身がデータという名の「金」であり、同時に、それを送信や交換するというツールを使ってビジネスを行うこともできるからです。

これからは仮想通貨とともにデータの時代です。




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