ビットコイン(BTC)は4月月初に大きく価格を上げましたが、ここ最近でさらに大きく価格をあげた通貨が存在します。本記事では、ここ最近、過去最高値を更新しようと強力なパフォーマンスを見せているいくつかの仮想通貨についてご紹介します。
バイナンスコイン (BNB)
バイナンスコイン (BNB)は、大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)の発行している独自トークンで、2019年最高のパフォーマンスを見せている仮想通貨の一つです。過去3ヶ月間で、その価値は3倍以上になり、USDに対して222%の増加を記録しました。
また、LaunchpadでのIEOや、DEXのローンチニュース、イーサリアムブロックチェーンから独自メインネットへの移行など、様々なプラス要因となるニュースが発表されており、CEOであるCZ氏の経営手腕には多くの注目が集まっています。
また、バイナンスは最近、7回目となる四半期毎のバーンを行い、829,888BNBを処分しました。
ライトコイン (LTC)
2019年に優れたパフォーマンスを見せているもう1つのアルトコインとしては、ライトコイン(LTC)が挙げられるでしょう。過去3ヶ月間でライトコインは米ドルに対して160パーセントの増加を記録しました。対ビットコイン比でも、約87%もの増加を記録しています。
興味深いことに、暗号通貨の価格はビットコインの価格に影響を受けるため、ビットコインが2019年に価格昇していることで、多くの通貨がその恩恵を受けています。ライトコインもまた、この影響を受けて価格を上げているとされています。
ベーシックアテンショントークン (BAT)
Basic Attention Token(BAT)はここ最近高いパフォーマンスを誇っている通貨の一つです。
BATの現在のパフォーマンスは、2017年6月に設定されたビットコインペアの価格を超えるかという点が注目されているようです。当時は、現在よりも38%ほど高い価格でした。過去3ヶ月間で、BATの価値はUSDに対して190%、ビットコインに対して95%増加しています。
テゾス (XTZ)
テゾス(XTZ)は過去3ヶ月間で、USDに対して200%の大幅な増加を記録しました。その増加の大部分は、4月上旬のビットコインが大きく価格を上げた際に起こったものと予想ができます。そして、テゾスの場合はこれらの利益を維持しているだけでなく、価格をさらに上げる事に成功したと言えるでしょう。
テゾスのビットコインに対するパフォーマンスを見ると、3ヶ月チャートで118%増加しています。
仮想通貨市場はすでに底を打っているかもしれない
昨年末比べると、ここ最近の市場では、価格を大きく上昇させている通貨が多く見受けられます。アルトコインの長い冬は終わりを迎えたのでしょうか。
最近の市場の投資が良いとは言え、2017年に比べると、投資家が期待しているように増加しているとは、残念ながら言えないでしょう。しかし、いくつか底を打ったのではないかと思われる指標が出てきていることは間違いありません。よって、少しづつ投資家が戻ってきているのではないかとも考えられています。
仮想通貨業界には、様々なプロジェクトが存在します。本記事で挙げたような通貨が市場全体へ良い影響を与え、プロジェクトが切磋琢磨する事で、市場が成熟していくことを願っています。
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