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イラン情勢緊迫で好調のビットコイン、アルトコインは果たして復活できるのか?

イランは米軍によるハレイマニ司令官殺害を受け、報復としてイラクにある米軍基地にミサイルを発射しました。これにより投資家の有事の際のビットコイン(BTC)買いが進んでいるされ、1月8日には一時価格も8000ドル(約86.6万円)台を突破しました。一方、主要アルトコインの1つイーサリアム(ETH)などはそれに続くことができず、下降トレンドを脱しきれていません。

悲観が続くアルトコイン

2020年に入りビットコインが盛り上がりを見せる中、一部アルトコインはそれに続いたものの、例えば人気通貨であるはずのイーサリアムは、BTC建てで目立った値動きはありませんでした。仮想通貨投資家の間ではアルトコイン悲観論も出てきており、バブル時のようにビットコインの上昇を後追いできない主要アルトコインがこの分析を後押ししています。

匿名通貨は有事の際に好調と言えますが中東が重大な危機に瀕している現在、投資家たちは株式市場でもゴールドなど被害の少ない特定銘柄の分野を除き撤退する傾向があります。

一般投資家にすれば仮想通貨市場はまだまだリスクが高いと言う認識が持たれており、数百万ドルの損失を被るか否かの時にビットコインがデジタルゴールドに置き換わり安全な避難先となることを祈るとは限りません。

小口投資家にとっては、このような時期にビットコインを買い希望とみなし利益を持つのは簡単ですが、大口投資家にとっては別の話で、新興技術や市場に対し懐疑的な姿勢を見せるため、仮想通貨市場も例外ではないと言えます。

アルトコインに夢はあるのか

短期的には「ビットコインはデジタルゴールドになる」と言う物語に投資する大口の投資家もいると思われますが、現時点でアルトコインに賭けてみる理由はありません。

ビットコインだけが強気となりトレンド転換も推測されていますが、アルトコインは下降トレンドを脱しきれず、現状ではこの市場の方向性に逆らうことは難しいように見受けられます。

小口投資家とトレーダーはいまだアルトコインについても楽観的かもしれません。ビットコインの価格上昇が一旦落ち着きを見せたとしてもそれに飛びつく初心者も多く、新興市場がゲームとして機能し続けます。

マーケットメーカーやクジラは2020年もビットコインが半減期を控える仮想通貨市場で最善を尽くし、小口投資家やトレーダーが飛びついた際に売り抜け利益を得ます。

このような中でどのアルトコインが生き残るのか。いずれも2017年のバブル相場の時と違い、選定が難しくなってるのでもう少し様子を見た方が良いと言えるでしょう。