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アマゾンでイーサリアム決済がまもなく可能に、スタートアップ2社が拡張ブラウザを開発中

CLIC TechnologyとOpportyの2つのスタートアップは、Amazon(アマゾン)でイーサリアム決済を可能にする拡張ブラウザを現在開発中のようです。公式プレスリリースから明らかになったこのプロジェクトが完了すれば、ユーザーはイーサリアムETH)を使い世界最大のEコマースサイトアマゾンで買い物をすることができるようになります。

拡張ブラウザにはプラズマキャッシュを利用

今回のプロジェクトでは、イーサリアム開発者でもあるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏が今年の3月に発表したプラズマキャッシュが利用されるようです。プラズマキャッシュはビットコインBTC)のライトニングネットワークと同様に、イーサリアムのスケーリングソリューションとして開発が行われました。

仮想通貨全体が抱える問題として、トランザクションが増加した時などに、手数料の高騰と送金の遅延が発生するスケーラビリティの問題があります。プラズマキャッシュやライトニングネットワークは、オフチェーンやサイドチェーンなどセカンドレイヤーの技術を用いることでこうした問題を解決します。

公式発表では、プラズマキャッシュが支払いを劇的に加速させると付け加えられており、1秒間に約20件のトランザクションを処理できるとしています。

新しい産業・技術の融合

CLIC Technology社のCEOであるRoman Bond氏は、今回の発表に伴い以下のようにコメントしています。

「Eコマース産業に仮想通貨決済を取り入れるということは、2つの次世代産業の融合です」

将来的に2社はイーサリアムだけでなく、ERC-20やERC721などのトークンも利用できるようにすると述べています。注目すべきポイントは、今回のプロジェクトがアマゾンで仮想通貨決済を可能にする初めてのブラウザ拡張機能ではないことです。

今年の4月には、同じようにアマゾンで仮想通貨決済を可能にする、「Moon」という拡張ブラウザがリリースされています。Moonを使うことで、ビットコインのライトニングネットワーク決済が可能となります。

また、どちらのプロジェクトにおいても、仮想通貨はフィアット(法定通貨)に変換されてから決済が行われます。つまり、アマゾン自体はいまだに仮想通貨決済を受け入れてはいません。

BinanceのCEOでもあるCZ氏は、過去に「アマゾンはいずれ仮想通貨を発行することになるだろう」と自身の見解を示しています。

世界最大のEコマースサイトであるアマゾンで仮想通貨の受け入れが始まれば、市場にとってとてつもない追い風が吹くこととなります。今後アマゾンがどのように仮想通貨と関わっていくのか、気になる所です。

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