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BitMEXのCEOアーサー・ヘイズ氏が新たなオプション・トレーダー向け利回り戦略を共有

人気の仮想通貨デリバティブ取引所BitMEX(ビットメックス)のCEOであるArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏は、トレーダーが保有資産から収入を得る方法について幾つかの戦略を自身のブログにて共有しています。

アーサーが推薦する2020年の戦略

2月4日のアーサー・ヘイズ氏のブログによれば、仮想通貨市場における投機家のニーズはデリバティブ商品で十分満たされているものの

・自身が保有している資産の利回りで収入を得たい人

・通貨を売らずに法定通貨で支払う必要がある人

・将来のリターンをスムーズに得たい人

これら3種類のパターンに関するサービスが不十分だとして、幾つかの関連する戦略を共有しました。

ヘイズ氏はまず先物契約を使ってヘッジする事で、価格リスクに晒されることなく物理的にビットコイン(BTC)を手に入れる方法を説明しています。

これは基本的に最初に不換通貨にてビットコインを購入し、次に同量を空売りする事で行われます。その結果、投資家は中立価格のビットコインを在庫として持つことになるため、活用すれば利回りを生み出すことが可能となります。

今年はCall Overwriteが普及と予測

ヘイズ氏は続けて2020年に普及する戦略の1つとして「Call Overwrite」を挙げています。これはビットコインを保有する投資家が「call options」から販売することで、1ヶ月で約10%の利回りを生み出すものとなっています。

なお、この様な取引はOTC(店頭)取引にて交渉されるものとし次の様に付け加えました。

「ビットコインのカストディアン(管理者)は大きいコールの場合、大規模なマーケットメイカーに販売をします。そうして、カストディアンは顧客に毎月の利息を提供します。カストディアンには開かれた本当の収入源があります」

また大規模なマイナーが毎月の運営費用を賄うためにオプション契約を利用して安定した収入を生み出す方法についても触れ、次の様に述べています。

「マイナーはビットコインの価格やボラティリティに対してあまり敏感ではなく、毎月の運営費用にこそ関心があります。毎月のマイニング量を把握しているマイナーは、同額のビットコインcall optionsを販売することで収入を得ることができます」

ヘイズ氏は2020年の仮想通貨市場について「ビットコインがマクロ経済の不安定性の中で真の安全資産としての価値があることを証明する必要がある」と締めくくりました。また2月5日にはビットメックスにてUSD建てとなるリップル(XRP)の無期限契約取引開始を発表しています。