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市場の暴落直後、BakktのBTC先物取引高が8BTCから296BTCにまで急上昇

機関投資家向けにBTC先物取引を提供しているBakkt(バックト)の23日の取引量が8BTCから296BTCにまで急増しました。その理由として同日起きたビットコイン(BTC)の暴落により、機関投資家がボラティリティから利益を得ようとしたためと予想されています。

市場の暴落を受けBakktの取引量がATH

10月23日夜、ビットコインが暴落し7500ドル(約81万円)を下回りました。原因は諸説あるものの100倍レバレッジで人気のBitMEXでは200億円以上のロングポジションが清算され、アルトコインもこれに引きずられる形となっています。

その一方でBakktのBTC先物取引量が暴落前にはたった8BTCだったのに対し、暴落直後には296BTCにまで急増しました。ツイッター上でBakktの取引を追跡する「Bakkt Volume Bot」によると、23日の推定取引量は58BTCから1139BTCにまで跳ね上がっています。

ビットコインなどのデリバティブ市場のデータ分析を行っているSkewのレポートによると、今月に入り機関投資家は仮想通貨市場へ着実に関心を寄せていると報告しており、今後参入が急増してくることが期待されています。

Bakktはついに暗いトンネルから脱出?

Bakktはニューヨーク証券取引所の親会社インターコンチネンタル取引所によってローンチされました。度々の延期となっていましたが9月6日にビットコイン保管サービスを開始し、同月23日にBTC先物取引サービスを始めています。

機関投資家を呼び込むとして期待されていたものの、初日の取引高は月間契約71BTC、日間契約1BTCと低調を記録し、悲観する声が広がる結果となっていました。

なおICEのレポートによると、Bakktの取引量は11月の契約で579BTC、12月の契約で11BTCとなっており、今後の続報が期待されます。

バブル時の2017年12月にシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)によってローンチされたBTC先物では、1週間で4億6000万ドル(約500億円)もの取引量を記録しています。

しかし今回のビットコインの下落により、今まで価格が割高と感じ機会をうかがっていた機関投資家が参入する可能性もあります。またビットコインの価格は6000ドル(約65万円)にまで下がる可能性も示唆されており、しばらく警戒が必要と言えます。