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「ビルからお札が降ってきた!」仮想通貨で億万長者になった若手実業家がビルからお札をバラ撒く珍事件が発生

日本時間16日、香港の九竜地区の深水埗にてビルの屋上から男性が大量のお札をバラまき、周囲に居た人々が拾おうと殺到。警察が出動する大きな騒ぎとなりました。この様子はSNSでも拡散され、詳細によればその男は仮想通貨で財をなした実業家の黄鉦傑氏で、黄容疑者は自身のSNSでの生中継で「貧しい人々を救いたかった」と述べています。その後、黄氏は警察当局により逮捕されました。

ビルの屋上から紙幣をバラ撒く

SNSで発信された映像によれば、黄容疑者は高級スポーツカーのランボルギーニを運転し、深水埗の人々にランダムにお金を配ると言った発言をしており、その後ビルの屋上から290万円分の香港ドルをバラまいている様子が確認できます。

その後、警察当局は公共の場の秩序を乱したとして黄容疑者を逮捕し、回収できなかったお札1940枚を拾ったとされる市民に届け出るよう呼びかけています。専門家によれば5000香港ドルの罰金か12ヶ月の禁固刑にあたると言われており、黄容疑者は犯行理由として豊かな人達からお金を奪い、貧しい人々を救いたい。ビットコインを世界の皆に教えるのが自分の責任であるとの持論を述べていました。

なお、お札をバラ撒いたあともネット上で「次は、食事券を配る」と発言し、待ち構えていた警察により逮捕されその様子も生中継されています。黄容疑者は24歳の若手実業家で仮想通貨により億万長者になったと伝えられていました。

黄容疑者にまつわる良からぬ評判

黄容疑者は億万長者ではあるものの、その評判は決して良くはありません。香港のBitcoin Associationの会長であるLeonhard Weese氏によれば、仮想通貨で億万長者になったのではなく、仮想通貨を用いたポンジスキームによって富を築いたと説明されいます。

「彼はビットコイン億万長者ではありません。彼はコミュニティでよく知られているねずみ講のような計画を実行しています」

実際に黄容疑者はFCC(FileCash Coin)プロジェクトのプロモーションを推進しており、今回のバラ撒きもその一環の可能性が高いと言われています。実際に黄容疑者のお札をバラ撒き時の生中継された動画にもそのような発言が見てとれます。

「今日、12月15日は、FCCがトレーディングレースを発表する大きな日です。皆さんがこの重要な出来事に注意を向けることを願っています…これを観ているあなたのうちの誰かがお金が空から落ちることを信じているかどうかわかりません」

さらに黄容疑者が運営している「Epoch Cryptocurrency」と称されるFacebookグループでも疑わしいと思われる仮想通貨の投資スキームを紹介していたり27,500香港ドル(約39万円)の高価なマイニング機材を売ろうとしていた事も判明しています。

前科も発覚

地元の報道機関によれば黄容疑者の逮捕は今回が初めてではなく前科があった事も判明しています。18歳の時に水泳のインストラクターとして働いていた当時、携帯電話を盗んだ罪で逮捕されています。

昨年にはロンドンの金取引詐欺にも関与していると言われており、SNS上で若い女性を使い、ハンドバッグ、時計、車などの高級品をアップし優雅なライフスタイルを演出し金への投資を誘導していました。

この金取引の詐欺は被害者が33人にも上り、被害総額は2600万ドル(約28億円)以上と言われています。

このように「貧しい人々を救いたい」との言葉とは裏腹に実際にはプロジェクトの過激な宣伝であった事が分かりました。もし仮想通貨業界や推進するプロジェクトが健全であればこのような行為をする必要もないため、信頼を損なってしまうような行動は慎みたい所です。

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