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ビットコインSV(BSV)とは?初心者にもわかるBitcoinSV

ビットコインSV(BSV)は、2018年から稼働する仮想通貨です。ビットコインキャッシュ(BCH)の開発を巡って対立したことが、ビットコインSVの誕生のきっかけとなっています。誕生から日が浅いこともあり、現時点ではあまり情報も多くないため、どんな仮想通貨なのかわからない人も多いでしょう。

今回の記事では、ビットコインSVの誕生の歴史、特徴や仕組み、仮想通貨市場全体を巻き込んだ暴落についてわかりやすく解説していきます。

ビットコインSVの誕生

ビットコインSV
2017年8月、ビットコイン(BTC)がハードフォーク(仕様変更)を行ったことで、ビットコインキャッシュが誕生しました。ビットコインのブロックが分岐し、従来のルールと新しいルール、2つのビットコインができたのです。その新しいルールのビットコインはビットコインキャッシュと名付けられ、現在でも時価総額ランキング上位を保っています。

そんなビットコインキャッシュですが、ハードフォークを行なってできた「フォークコイン」とも呼ばれています。

そのフォークコインであるビットコインキャッシュが、2018年11月に新たにハードフォークを行ないました。 本来欠点を改善するために行われるハードフォークですが、今回はビットコインキャッシュの有識者によるアップデートに関する意見の相違が原因となり論争が激化。最終的に、ビットコインABCとビットコインSV、2つの通貨が誕生することとなりました。

ビットコインABC(BCHABC)について

ビットコインABCは、ビットコインキャッシュのデータの記録などを行うクライアントです。スマートコントラクトやクロスチェーンの実装などが、ビットコインキャッシュからの変更点となっています。2つの仮想通貨の対立時には、ビットコイン長者としても有名なロジャー・バー氏がビットコインABCを支持しました。

後述するハッシュ戦争のタイミングでは、序盤は負けていたビットコインABCが、バー氏の手がけるマイニングプールに後押しされハッシュレートを大きく上昇させた過去もあります。

ビットコインSVの特徴と仕組み

 
ビットコインSVの開発者は、自身をビットコイン考案者のサトシ・ナカモトであると主張しているクレイグ・ライト氏です。

ライト氏がサトシ・ナカモトである明確な理由は今のところ存在していないものの、ビットコインSVの名称も、サトシ・ナカモトの意思をより反映させたいという考えから、「ビットコイン Satoshi Vision」と名付けられています。

ビットコインSVの発行上限枚数は、ビットコインと同じく2,100万枚となっており、コンセンサスアルゴリズムもProof of Work(プルーフオブワーク/PoW)を採用しています。 ビットコインSVは、本来のビットコインキャッシュが目指しているスケーラビリティ問題の解決をさらに進めようとしています。ビットコインSVの主なアップデート内容として、ブロック一つあたりの容量を32MBから128MBへ拡張させることと、BCHのハードフォークした際に消されたコードを復活させてスクリプトを増やすことがあげられます。

ハッシュ戦争によるビットコインキャッシュの価格暴落

 
ビットコインSVの歴史を振り返る上で重要なポイントとなるのが、ハッシュ戦争による価格の暴落です。一般的にハッシュ戦争とは、ハードフォークで分裂した2つの派閥が起こすものです。ハッシュレートを最大限引き上げ、どちらがより多くの取引を記録できるかを争います。

ビットコインSVでもハッシュ戦争が起こりました。従来のビットコインキャッシュを支持するビットコインABCと、ビットコイン本来の思想に回帰するビットコインSVによるハッシュ戦争です。両者は電気代などのコストを考えずにハッシュレートを突き詰めて争い続けました。最終的には、この争いによって仮想通貨市場全体を巻き込んだ暴落へと繋がってしまったのです。

ハッシュ戦争による弊害

ハッシュ戦争が起こると、市場や投資家にさまざまな懸念が生まれます。その中でも特に重要になるのが、「51%攻撃」です。

51%攻撃はハッシュレートの半分以上を1つのマイナーが独占した場合に起こるものです。独占したマイナーは、取引記録の書き換えが可能となり、取引をする当事者が望んでいない不正な取引を承認することができます。

そのため、その仮想通貨のネットワークへ大きな悪影響を及ぼすのです。

「51%攻撃」のリスクが高まったことが暴落の要因の1つに

一般的には、51%攻撃のリスクが高まると、リスクを避けようとする投資家によってその仮想通貨は売却されます。そのため、価格は下落することになるのです。ただし、時価総額の高い仮想通貨の場合、51%攻撃は起こりづらくなります。攻撃に多額のコストがかかることが、その要因の1つです。

加えて、時価総額の高い仮想通貨は企業単位でマイニングに取り組んでいるところがほとんどです。51%の攻撃リスクが高まると、その仮想通貨の価格も下落してしまい、マイニング収益が低下してしまいます。そうなった場合、事業の継続が難しくなるため、こうした企業の多くがハッシュレートを51%に近づけないよう取り組んでいるのです。

しかし、ビットコインABCとビットコインSVのハッシュ戦争のような特殊な状況下では、時価総額の高い仮想通貨でも51%攻撃のリスクが高まってしまいます。こうした背景もあり、両者のハッシュ戦争は市場全体を巻き込んだ大規模な暴落へ繋がってしまったのです。

随時更新!のビットコインSVの最新ニュース3

仮想通貨業界には常に新しい動きがあり、毎日様々なニュースが届きます。

プロジェクトの進捗は通貨の価値に大きな影響を与えるため、公式サイトや公式のSNSなどで最新の情報を取得しながら保有することがオススメです。

ここでは以前Merokoで掲載したビットコインSVの最新ニュースをご紹介します。

ビットコインSVが数日間で100%の価格上昇、今後も価格上昇が期待できる理由とは? CambrianSV「Bitcoin Bootcamp」がYouTubeで世界初公開、ビットコインSVのコミュニティから賞賛 Bittrexのユーザーが誤送信により10万ドルのビットコインSVを喪失か?

まとめ

本記事では、ビットコインSVの特徴などについて解説してきました。

ビットコインからハードフォークしたことで生まれたビットコインキャッシュですが、2018年のハードフォークにて新たに「ビットコインSV」と「ビットコインABC」2種類の仮想通貨が誕生しました。 ビットコインに新たな機能を付与したいビットコインABC側と、ビットコインに関する論文を発表したサトシ・ナカモトの考えに準拠して開発を進めたいビットコインSV側。両者によるによるハッシュ戦争は、訴訟にまで発展し、ビットコインキャッシュの暴落を引き起こしています。

ハードフォークして早々に問題を引き起こしたビットコインSVとビットコインABCですが、それぞれの考えを元に再出発したことで、多くの注目を集めています。

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