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バイナンス、オーストラリアの花屋とのドメイン紛争で敗訴

世界的な仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)が、オーストラリアで発生していたドメイン名の裁判で負けたことが、ロシアの仮想通貨メディアであるForklogの報告から明らかとなりました。

バイナンス、オーストラリアの花屋とのドメイン紛争で敗訴

バイナンスがドメインで争っていたのはオーストラリアの花屋である「Binancé Flowers」です。バイナンスがオーストラリアにおいて自社サービスの商標登録をしたのは2018年11月21日ですが、その約1年後となる2019年10月27日に花屋のBinancéはドメイン登録をしたと主張しました。ドメイン名の紛争を取り仕切ったのはWIPOですが、バイナンス側の苦情申し立てを退ける結果となりました。具体的な理由として、バイナンス側がドメイン名の正当な権利やそれに付随する利益を有していないことを挙げています。

ドメイン名の買取が狙い?

一方で、WIPOは花屋のBinancéの主張についても問題点があったと述べています。具体的には、花屋のBinancéのディレクターであるNawodycz氏は「World Bookings」というデジタルマーケティングの会社で勤務しており、ブロックチェーンや仮想通貨に関連したプロジェクトにも関与している点です。弁護側の主張ではNawodycz氏がBinancéと名付けた背景には「花のペア」といった意味合いが込められているとしていますが、翻訳ツールなどを使ってもこれらの言葉が一般的な解釈である可能性は低いようです。

紛争の対象となった花屋のBinancéのドメイン「Binance.com.au」は現時点でも稼働していますが、ユーザーがチェックアウトしようとすると情報の入力もなしに購入を感謝する画面に切り替わってしまいます。加えて、ホームページで使われている花の画像はEtsyとeBayのものとのことです。また、バイナンスはドメイン所有者に対してドメインを売却することを提案しています。そのオファーは最終的に5,500ドルになったとのことです。