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仮想通貨取引所Binance:顧客情報流出に該当するユーザーに生涯VIPメンバーシップを提供へ

世界でも有数の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)は、今月初めに起きたKYC(顧客確認)情報が流出した事件に該当する被害者へ「生涯VIPメンバーシップ」を提供するとした補償内容を発表しました。これにはサポートや手数料を優遇するなど、より多くのサービスが含まれているとのことです。

Binanceが補償計画「生涯VIPメンバーシップ」を発表

仮想通貨取引所バイナンスは8月23日、公式ブログにてKYC情報が漏洩し被害に遭ったユーザーに対する補償計画を発表しました。

生涯VIPメンバーシップを提供するとした今回の補償計画では、取引手数料の優遇やサポート等より多くのサービスを受けれるとしており、該当するユーザーに対し賠償や説明と言った点でカスタマーに連絡するように促しています。

なお、KYC情報流出についての調査はチームによっていまだ進行中であるとしており、オンライン上にリークされたユーザー情報の画像の出所など手がかりを追っています。

第三者機関の責任についても指摘

今月初めテレグラムのグループ上に、ハッカーによってバイナンスのユーザーがKYCの際に送信した物と思われるパスポートやIDなどセルフィー画像がアップロードされました。

流出した画像は約1万点とも言われており、その後ハッカーによって身代金300BTCが請求されたもののバイナンス側はそれを拒否し、画像はさらに拡散される事態となっていました。

流出したとされる画像の個人情報と実際の情報には一部一致する部分があるものの、バイナンスから流出したものではなくFUDであると否定し、ハッカーを特定した人物には最大25BTCの懸賞金をかけられていました。

また、バイナンス側はKYC確認をする際に送られた画像には通常「電子すかし」を埋め込んで処理しているものの、その後の調査によって流出した画像には電子すかしが一切含まれていない事も判明しています。

しかし、委託していた第三者機関であるKYCサービス事業者によって処理された画像と一致したことが判明したため、KYCサービス事業者にも責任があると指摘し、高度なセキュリティによるKYCデータ保護とインデックス作成などを導入すると発表しています。

以前、大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)も同様にハッカーが第三者機関を利用して顧客情報を入手していると伝えていました。今後、業界全体の高度なセキュリティ技術の確立が課題となっていくでしょう。

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