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バイナンスが機関投資家の投資戦略を発表、高頻度取引が1位に

大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が機関投資家に関するレポートを発表しました。また、その中では機関投資家が採用している投資戦略についても述べられており、高頻度取引が35.5%ともっとも利用されていることが明らかになりました。

バイナンスが機関投資家の投資戦略を発表、高頻度取引が1位に

今月22日、マルタに拠点を構えている仮想通貨取引所バイナンスは、機関投資家に関するレポートを発表しました。リサーチが行われたのは、今年の10月。対象となったのは、バイナンスの取引プラットフォームを利用しており、なおかつ10万ドルから2500万ドル規模の資金を仮想通貨に投資している76の企業やファンドとなっています。

このレポートでは、機関投資家が採用している投資戦略や関心を持っている事柄についても触れられています。この中でも重要なポイントとして、以下の3点が挙げられます。

・機関投資家が採用している投資戦略は、高頻度取引(35.5%)、テクニカル分析(25.0%)、マーケットメイキング(19.7%)である
・回答者の54%は仮想通貨のポートフォリオを10銘柄以内で構成している
・仮想通貨に関する規制は、業界のリスクにも成長の起爆剤にもなり得るため、もっとも関心度が高い

ステーブルコイン、テザーの利用が最多

このレポートでは、ステーブルコインのテザーUSDT)についても言及されています。テザーは先日、テキサス大学のジョン・M・グリフィン教授とアミン・シャム氏が共同で執筆・発表した論文において、2017年の仮想通貨バブルを生み出した張本人であると指摘されたことなどで、関心が高まっています。

 

「テザーは流動性が高く、時価総額も高いことから、ステーブルコインの中でも40%を占める割合で幅広く利用されています。コインベース、サークル社のUSDCやバイナンスのBUSDなど取引所が価値の裏付けを行っているステーブルコインも利用されてはいますが、回答者からはテザーがもっとも多くの関心を集めているようです」

また、レポートにはビットコインのドミナンス予測も出ており、機関投資家の多くが2019年末までに69%に到達すると考えていることも述べられています。執筆時点では、ビットコインのドミナンスは約66.4%となっており、2位のイーサリアムの約8%を大きく引き離しています。