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BinanceとCoinbaseが利用者数で最大に、他取引所の取引量偽造の可能性も

48の仮想通貨取引所における過去6ヶ月間のトラフィック数から、マルタを拠点とする仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」と、アメリカサンフランシスコの「Coinbase(コインベース)」がもっとも多く利用されていることが明らかになりました。今回の調査結果は、仮想通貨関連のリサーチ・情報発信を行うThe Blockの研究員であるLarry Cermak氏が明らかにしたものです。

8億人のうち41%がBinanceとCoinbaseへ

Cermak氏が発表した調査結果によると、過去半年間のうち48の取引所に合計で8億人近くの訪問者がいました。

このうち、バイナンスは約1億8,500万人と、もっとも多い訪問者数となっています。続いて、コインベースが約1億4,300万人となっています。2つの取引所の訪問者数を合計すると、全体の41%近くにまで達しています。

他の取引所は5,000万人にも満たなかったことからも、バイナンスとコインベースが圧倒的に多い訪問者数を持っていたことがわかります。

大口投資家の参入

4月のトラフィックの急増から、Cermak氏は大口投資家が市場に参入してきたと推測しています。

「昨年11月に仮想通貨全体が暴落した時には、取引量は今年4月より23%少ないものでした。この事実が示していることは、現在ほとんどの取引がOTCやAPIを使い、大口投資家によって行われているということです」

取引所による取引高の偽造

Cermak氏は取引量をトラフィック数で割ることで、どの取引所が偽の取引高を示しているのかを知る、ざっくりした目安になると述べています。

取引所が取引量を偽造していることに関しては、現在ビットコインETFを申請中のBitwise社のレポートでも報告されていました。

取引量を偽造する主な理由は、コインマーケットキャップなどのランキングサイトで上位に表示させるためであることが予想されています。

新規登録のユーザーが増えるだけでなく、開発者からも注目されるので、新しい仮想通貨の上場も期待できます。仮想通貨が上場する場合、発行元となる企業が取引所へ費用を支払うことが一般的です。

Cermak氏はこのトラフィック数を使った取引量の偽造を見破る方法は、取引所がトラフィック数そのものを改竄しないうちは、ある程度の効果があるとしています。

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