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Binanceが法定通貨建て取引が可能な仮想通貨取引所をシンガポールに正式オープン

大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は、シンガポールのユーザーに対し法定通貨シンガポールドル(SGD)での取引が可能な取引所を正式にオープンした事を発表しました。現在、ビットコインBTC)、イーサリアムETH)、バイナンスコイン(BNB)での取り扱いが発表されており、今後数か月でさらに取引可能な仮想通貨を増やす方針だとしています。

バイナンス・シンガポールが正式オープン

仮想通貨取引所バイナンスは7月10日、これまで準備を進めていた「バイナンス・シンガポール」を正式にオープンした事を発表しました。これにより、シンガポール在住者や海外のシンガポール市民は、自国の法定通貨であるシンガポールドル(SGD)建てで仮想通貨取引が可能となります。

発表された仮想通貨ペアは、ビットコイン、イーサリアム、バイナンスコインとなっており、今後さらにペアを追加していくとしています。

バイナンスはこれまでにもジャージー島とアフリカのウガンダで、法定通貨での取引可能な取引所をオープンしていました。シンガポールでは、4月のソフト・ローンチ後に毎週20%もユーザー登録数が増加しており、待望のオープンと言えます。

市場に参入しようとするユーザーにとって最大の悩みと言えば、取引所が自国の法定通貨に対応していない事でした。自国の法定通貨に対応していない場合、まずは別の場所で仮想通貨を購入し、その後で使用したい取引所に送金するという手間が発生している状態となっています。今回のローンチにより、シンガポール市民は銀行口座から24時間いつでもSGDでのバイナンス・シンガポールへの入金、または出金が可能となります。

なお、この技術は高速送金技術を開発する「シンガポールFAST」との提携により実現しています。

シンガポールでブロックチェーンエコシステム普及を目指す

バイナンスは新たに取引所を開設するにあたり、ブロックチェーンエコシステムの拡大も同時に目指すべく、シンガポールの仮想通貨事情に詳しいスタートアップ企業「Xfers」や、アジアでの高成長企業の支援を専門としている出資企業「Vertex Venture」とも提携しています。

バイナンスのCEOであるCZ氏によれば、Vertex Ventureはインドネシア、タイ、インドにも拠点を持つ企業で、今回シンガポールの規制当局や金融機関と信頼関係を構築しコミュニティに参加していく際に重要な存在であるとしています。

このような発言からも、規制が厳しくなりつつある中で新たな国の市場に参入するには、規制当局や金融機関との信頼関係の構築が鍵となって来ていることが伺えます。

一方のシンガポール政府も、仮想通貨での取引や決済などに免税措置を取るとした草案を出したばかりでした。その様な中で、バイナンスがどのように活躍していくのか楽しみと言えます。

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