今日の情報が、明日の君をつくる。

ビットコインディーラー、違法な送金業を運営し巨額の利益を得たとし2年の禁固刑

カリフォルニア州南部地区の地方裁判所は今月8日、22歳のビットコインディーラーに懲役2年の禁固刑を言い渡しました。ビットコインBTC)を販売し数十万ドルの利益を得たものの、マネーロンダリング対策を行わず適切な処置をしなかったため、違法とみなされる結果となりました。

22歳のビットコインディーラー、懲役2年の判決

4月8日、カリフォルニア州の連邦地方裁判所は、22歳のジェイコブ・ブレル・カンポス(Jacob Burrell-Campos)氏に対し、全米の1,000人以上の顧客にビットコインを販売し違法に利益を得たとして2年間の禁固刑を言い渡した事を発表しました。

プレスリリースによれば、ジェイコブ氏は2015~2018年に渡りビットコインを販売し823,357ドル(約9,100万円)の利益を得たものの、必要とされる反マネーロンダリング防止措置を怠ったとし、昨年8月にメキシコからアメリカに入国しようとした際に逮捕されていました。

ジェイコブ氏は逮捕された後に保釈請求を行っていましたが、安定した職が無い上に市民権を3つ保持しており、メキシコに逃亡の恐れがあるとして保釈は拒否されていました。

なお、昨年10月にも米国財務省が定めている金融犯罪執行ネットワーク(FinCEN)に登録せず、反マネーロンダリング防止措置も講じずビットコインを販売していた事を認めていました。

P2P取引所で違法な利益を得ていた

ジェイコブ氏の供述によれば、2015年にアメリカの規制に準拠した仮想通貨取引所を使用していたものの疑わしい取引があったとして口座をすぐに凍結され、香港の取引所で大量のビットコインを仕入れていたとの事です。

その後、P2P取引所である「Localbitcoins.com」内にて自分の事業を宣伝し、暗号化されたアプリを使用して電子メールを通じ、顧客と連絡を取り合っていたと述べています。

さらに手数料として当時のレートより5%を上乗せして販売し、顧客から全国のATMやマネーグラムを通じて送られた米ドルを受け取っていたとされています。

引き出した米ドルはメキシコで保管し、貴金属ディーラーと2016~2018年の毎日に渡って取引しアメリカに宝石などを輸入していた事も供述から明らかとなっています。

サンディエゴの国土安全保障担当の特別代理人であるデビッド・ショー(David・Shaw)氏は今回の判決に対し、次の様に述べています。

「今回の判決です無認可の送金業者にとって、仮想通貨で違法を行なった場合、法律や規則が金融取引と同様に適用される事を思い出させるものでしょう」

現在、仮想通貨に関連した事件の判決が増えてきています。これらは規制や整備を整えてく上でも良い兆候と言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です