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高値更新するビットコイン。新規は売り、長期ホルダーは未だ保有傾向に。

ビットコイン(BTC)の価格が、2017年のバブル値だった19,000ドル(約207万円)の2倍以上の価格である55,000ドル(約599万円)を突破した現在、新規参入者は利益を確定する一方で、初期参入者は未だ売却せず保有を継続していることが分かりました。

古参ほどBTCを売らず

海外の大手暗号資産(仮想通貨)メディアCointelegraphが引用したビットコイン・ブロックチェーン上でアクティブなウォレットを可視化するUnchained Capitalのデータ「Hodlwaves」では、長期および短期ホルダーのアクティビティが増加していることを指摘しています。

このデータによれば過去30日から90日の間に移動したビットコインの数が、前回のバブルが崩壊した2018年の弱気市場以来、最高水準になっています。そのため参入時期が浅い投資家は売却して利益を出し、古参の大量保有者ほど売らない傾向であることが分かりました。

同期間中のアクティブ・アドレスは流通供給量の約15%を占めており、ウォレット最大のセグメントを築いています。次いで2番目に大きいのは3~5年の間活動していないウォレットで、発行中のビットコインのうち13.5%に該当しています。

また少なくとも3年の間非アクティブなウォレットは、2021年に入ってから増加傾向となっています。

これらのデータから強気相場だった2017年後半からビットコインを購入し84%も下落した2018年の弱気相場でも、劇的に回復した現在でも、売っていないということが示されています。

3年以上前のホルダーほど未来を信じている

オンチェーンの暗号資産分析企業GlassnodeのCTOであるRafael Schultze-Kraft氏も3月11日、ツイッター上で同様の意見を述べています。

・1年以上のhodlersは売却
・2年以上のhodlersは売却
・3年以上のhodlersは「強気の相場を経験したことがあり、その仕組みを知っている」

と過去2年の間でビットコインを購入した人は今回の上昇で売却し、3年以上前に購入した人は売らずに買い増しを続けていると指摘しました。

2021年に入りテスラやマイクロストラテジーなど企業の「ビットコイン買い」が目立っており、上昇の要因ともなっています。元ゴールドマン・サックスの幹部でReal Vision社の共同設立者であるRaoul Pal氏は、暗号資産市場の時価総額は今後、100兆ドルを超えるまでに成長すると考えています。

米サンフランシスコを拠点とする暗号資産取引所KrakenのCEOであるJesse Powell氏も、ビットコインの価格は今後10年間で100万ドル(約1億900万円)に達する可能性があり、長期的には 「無限大になる 」と予測しています。

このように初期購入者ほどいかにビットコインの未来を信じているかが、うかがえる結果となりました。