ビットコイン(BTC)はここ1ヶ月で32%もの価格が上昇し、出来高もそれに伴ってきています。CNBCにも出演する仮想通貨著名トレーダーであるRan NeuNer氏は自身のTwitter上で「2018年にバブルが弾けたとしても2度もバブルが弾けた相場は見たことはない。」と強気の主張をしています。
「バブルは2度も弾けない」
ビットコインは過去10年間、幾度となく多くのメディアでバブルが崩壊したと言われ続けています。ブルームバーグの過去の記事によれば、2017年後半にピークに達し2018年に入った途端に、80%以上の暴落を見せたビットコインは確実にバブルが弾けたものであると主張しています。
そう主張する一方で、これまでのバブル時のような特徴は見受けられず、仮想通貨の急激な上昇と下落は「投資に詳しくない市場への新規参入者と不条理な行動」によるものだったと付け加えています。
スイスでも最大の銀行であるUBSに至っては当時、完全に仮想通貨市場は典型的なバブルでありクライアントに投資しない様に注意を促していました。
しかし、現在のビットコインは1年以上かけて出来高も回復し久しぶりに大幅な上昇を見せており、長く低迷した弱気相場を脱却するかもしれない様子を見せています。
この状況を受け、CNBCの番組にも出演している著名仮想通貨トレーダーであるRan NeuNer氏は、このように何度もバブルが弾けたと主張する記事などは真に受ける必要はないとし、自身のTwitter上で次の様に述べています。
「気分はまさに強気相場へ駆け上がる直前の様です。もし昨年バブルが弾けたのが本当だったとしても、2度も弾けたバブルは見たことが無い」
価格はバブル時を更新するのか?
このようにNeuNer氏は主張し「昨年にバブルが崩壊したのであれば、それはもう崩壊しないだろう」と述べ、仮想通貨市場崩壊の話は過去のものになる事を期待していると付け加えました。
NeuNer氏のような分析をする市場アナリストも多く出始めています。
Fundstratのトム・リー氏の新しい分析によれば、200日移動平均線で見た場合、上抜けしているために再びの強気相場へと突入したと分析し、現在の適正価格は3倍にもなる14,000ドル(156万円)であるとCNBCの番組内で述べています。
また著名トレーダーであるPeter Brandt氏によれば、2015年と同様のパラボリックパターンに入ったと主張し、これを破れば今年末までに2万ドル(約230万円)にまで上昇するだろうと分析しています。
現在、ここまで上昇したビットコインですが、買われ過ぎであるという分析もあるものの、今後数週間で更なる上昇も予想され、その真価が試されているのかもしれません。
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