今日の情報が、明日の君をつくる。

増加する負債、世界経済の混乱を解決するのは「ビットコイン」か?

中央銀行は量的緩和を行い流動性を高めることでボラティリティを下げようとしています。いっぽうで、発展途上国だけでなく先進国においても負債の増加は進んでおり、これによって新たな経済危機が生まれる可能性も指摘されています。ビットコイン(BTC)は量的緩和ができない普遍的な通貨であり、経済危機における解決策になるかもしれません。

経済的な緊張は緩和されていない

イラン革命防衛隊の司令官の殺害によって高まっていたイランとアメリカの地政学的な緊張は、過去数日間で少し緩和されたものの、経済的な緊張は依然として続いています。ドル安は強くなっており、中央銀行による量的緩和は積極的に行われています。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、先週ニューヨーク連邦準備銀行によって金融市場へ410億ドルが追加投入されました。これらの継続的な介入は、証券に担保された中央銀行の短期貸付で、適格な銀行より債券を受け入れています。中央銀行のこうしたスタンスは昨年9月から盛んに行われており、銀行がローンを発行することを促しています。しかし、全体的な負債はさらに増加しています。

TDセキュリティーズのアナリストによれば、こうした介入は2020年の5月まで続くと見込まれているようです。これは、リスクヘッジ手段としてビットコインの需要増加に結びつく可能性があります。

世界的に増加する負債

アメリカの国債は23.1兆ドルと、とてつもない規模まで膨れ上がっています。

トランプ大統領が2017年に就任して以降は、4.7兆ドルの負債が増加しました。また、世界銀行が先日発表したレポートによれば、新興国や発展途上国では債務の増加が著しく、これまでにないスピードで増えているとのことです。こうした流れが継続した場合、今までとは違った形で金融危機が起こる可能性があるとレポートでは指摘されてます。

同様の状況は、中国でも起こっています。これまで、中国は目覚ましい経済成長を遂げてきました。しかし、ここ最近ではその成長にも陰りが見えはじめています。中国では中央銀行が効果的に市場の流動性をコントロールできるように、預金商業銀行の一部を削減する計画も進められています。

量的緩和に影響されないビットコイン

ビットコインは発行上限が決まっており、中央銀行が発行する法定通貨のように量的緩和を行うことはできません。インターネット環境があれば誰でもアクセスすることができる、初めての通貨だと言えるでしょう。加えて、ブロックチェーンによって不変的で透明性の高いエコシステムが構築されています。増加する負債によってリーマンショック以上の金融危機が発生した場合、ビットコインは世界の救世主になるかもしれません。