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グレイスケール幹部、機関投資家がビットコインに移行していると指摘

米仮想通貨投資ファンドであるグレイスケールの幹部は、ビットコイン(BTC)が価値の保存手段としてより強固になったと主張しており、デジタル・ゴールドとしての役割を果たしていると主張しています。

機関投資家に選ばれつつあるビットコイン

新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るうなかで市場も影響を受ける形となりましたが、このような事態の際に投資家は自身の資産をリスクヘッジとして安全資産へと移す傾向があります。

通常、ゴールドが好まれますが米大手仮想通貨投資ファンド「グレイスケール」の幹部Michael Sonnenshein(マイケル・ゾンネンシェイン)氏は、The Compoundのインタビューにて「ビットコインが価値の保存手段としての役割を強固にしている」と主張しています。

ゾンネンシェイン氏は、債券やゴールドと同じように機関投資家の安全資産のポートフォリオにビットコインが追加されつつあるとしており、この12~18ヶ月ほど前から意識が変化していると指摘しました。

これまでビットコインは価格のボラティリティなども相まって、懐疑派から「デジタル・ゴールドにはなりえない」と否定されていました。

しかしゾンネンシェイン氏はビットコインはゴールドと同様の性質をもっており、さらに検証可能でかつ希少性があることからゴールドよりも優れていると述べています。

アルトコインの需要

グレイスケールではビットコインの他に現在「イーサリアム(ETH)リップル(XRP)ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)」など10種類のアルトコインのファンドも運用しています。

今回のインタビューのなかでゾンネンシェイン氏はアルトコインについて「顧客はアクセスを望んでおり、機関投資家が競争力を維持したいのであれば扉を開かなければならない」と主張しました。

一方でビットコインがヘッジ手段として機能していると主張するものの、アルトコインについては機関投資家のポートフォリオの中でどのような役割を果たすか詳しい説明をすることはありませんでした。

ビットコインキャッシュはビットコインの欠点を解決しようとするものと述べるに留まり「どれが勝者になるかは分からない」と冗談交じりに答えています。

グレイスケールは現在流通しているビットコインの約1.5%を管理しており、GBTCと呼ばれるビットコイン投資信託が人気となっています。GBTCは2019年のOTC市場において2番目に取引量が多く、今後もコンプライアンスを強化し信頼向上に努める予定です。