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ビットコインは半減期でも回復しない、株式市場との相関性からアナリストが指摘

新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で株式市場はクラッシュしていますが、ビットコイン(BTC)もそれに追随する形で先週価格が大幅に下落しました。これを受けて、一部のアナリストから株式市場とビットコインの相関性を指摘する意見が出てきています。

ビットコインと株式市場の相関性

一般的には、他の金融資産と比較しても独立性の高い仮想通貨市場は、マクロ経済と結びつきがないものと考えられています。しかし、これを否定する意見も多く存在するのです。

仮想通貨アナリストでありトレーダーのジョシュ・レイガー氏は、株式市場とビットコインに相関性があると見解を示しています。

レイガー氏はツイートの中で、真のデカップリング(切り離し)は起こらなかったと述べています。つまり、ビットコインの価格変動は株式市場と相関性があり、新しい事象が発生するまではこの状況が継続すると言うことです。

相関性を考慮すると半減期でもビットコインは回復しない

ここ2週間ほどで、株式市場は歴史的にも最大規模の損失を受けています。

COVID-19のパンデミックは症例の増加と合わせて日々拡大しており、中国だけでなく、ヨーロッパなど、世界各国に広がりを見せているのです。短期間での事態の収束が見込めない以上、この状況がいつ回復するのか、今後の見通しは不透明です。レイガー氏はビットコインの回復についても同様に、いつ上り調子になるのかは分からないと見解を示しています。

ビットコインと株式市場の相関性は、0.5〜0.6の間となっています。-1〜+1のスケールで測定した場合、両者の間には強力な相関性があることに疑いの余地はありません。

しかし、ビットコインの半減期は2020年5月に予定されているため、今後価格が急上昇すると見込んでいる意見も多くありますが、株式市場との相関性を考えると、この点について疑問が残ります。半減期はこれまでにもビットコイン価格を押し上げてきた要因の1つとなっていますが、株式市場の回復が見込めない以上、ビットコイン価格も下落する可能性が高くなるからです。