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ビットコインは2018年後半以来となる厳しい局面を迎えている、アナリストらが指摘

アナリストらの分析によると、新型コロナウィルスによるビットコイン(BTC)の暴落はバブル崩壊以来、最悪のシーズンを迎えていると指摘しています。今回のようなリスク回避型の市場において、ビットコインは未だ投機的であると見なされています。

より厳しい局面に

執筆時点でのビットコインの価格は、約6,450ドル(約69万3千円)にまで下落しており、先週金曜日よりも約250ドル(約2万7千円)低くなっています。当時はトランプ米大統領は新型コロナウィルスによって引き起こされた経済悪化への対策として、2兆ドル(約220兆円)規模の景気刺激法案への署名を見越して上昇していました。

3月13日に4,000ドル(約43万円)以下だった価格から6,000ドル(64万5千円)台への復活は大幅改善されているようにも見受けられますが、多くのアナリストらが指摘するように2020年の最高値だった10,350ドル(約111万円)には遠く及びません。

今回の暴落は古参の仮想通貨トレーダーらから見れば、2018年に起きたバブル崩壊からの冬の時代と比較し大したことはないかもしれませんが、それに近い状況が起きているとも言え流でしょう。

2018年は仮想通貨全体の価値が約70%も下落し、夏の間は6,000ドル台で取引されていたにも関わらず2019年の初めには3,500ドル(約37万6千円)台にまで落ち込みました。

ビットコインは2020年に入りわずか1ヶ月足らずで、1万ドル(約107万円)台から約5,400ドル(約58万円)台と半分以上も価格が暴落し、しばらく低迷した後で6,000ドル台にまで戻り推移していることを考えると、重要なサポートラインであることが推測されます。

依然として投機的でボラも激しいビットコイン

Oandaのシニア市場アナリストであるCraig Erlam氏は、ビットコインはいまだに投機的な手段であり、このようなリスク回避相場においてオフロードされる最有力候補だと指摘し次の様に述べています。

 

「もしポートフォリオに入っていたら他市場でのマージンコールや損失をカバーするために売られるポジションリストの上位と言えます」

またQuantum EconomicsのMati Greenspan氏もボラティリティが激しいとして次の様に指摘しています。

「この不安定さは主としてビットコインが全く新しいものであり、普及が不安定であることに起因しています。成功への指標はグローバルな不確実性のために月に向かって価格が急上昇するのではなく、ゆっくりと安定した傾斜を維持する事です」

両氏の発言と同じような指摘をするアナリストもこの数週間で多く出てきており、今後仮想通貨市場がどのように成長していくのか注目されています。