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50歳以上のアメリカ人退職者、半数以上がビットコイン投資に否定的

50歳以上のアメリカ人退職者のうち、56%以上がビットコインBTC)の存在を認知しつつも、投資には興味がないという調査結果が出ています。また、このグループで既にビットコインを保有している人の割合は、わずか3%未満です。

これらの情報は、貴金属関係の情報発信を行う雑誌「Gold IRA Guide」のリサーチによって明らかになりました。

50歳以上のアメリカ人退職者、ビットコイン投資に興味なし

今月初め、Gold IRA Guideは、50歳以上のアメリカ人退職者1,000人を対象に、ビットコインについての考えを調査しました。もしあなたが仮想通貨のファンであるならば、その結果には落胆を感じるかもしれません。なぜなら、退職者のほとんどはこの新しい資産に懐疑的であり、過去数年間におきた過剰なまでの宣伝を目にしつつも、投資を行っていないからです。

具体的な調査結果の内容は、以下のようになります。

・ビットコインは知っているが、投資することに興味はない:56.7%
・ビットコインは知っており、すでに所有している:2.7%
・ビットコインの存在自体を知らない:32.9%
・ビットコインは知っているが、投資方法がわからない:3.4%
・ビットコインに注目している:4.3%

仮想通貨への世間的なイメージは依然としてネガティブ

Gold IRA Guideは退職者は投資に使う資金に余裕があり、投資を集めたい企業やプロジェクトにとっては、もっとも魅力的なターゲットだとされています。しかし、この結果を踏まえると、仮想通貨コミュニティには、世間一般のイメージを改善するための課題が依然として山積みであることがわかります。

従来の金融資産から仮想通貨への世代交代

リサーチの結果からもわかるように、現時点では、アメリカの退職者層が興味を持っているのは、債権・不動産・株式など、従来の伝統的な投資のようです。その一方で、ミレニアル世代(主に1989年~1995年生まれの世代)は、従来の伝統的な投資よりも仮想通貨への投資に積極的です。しかし、ミレニアル世代は第一次ベビーブーム世代と比較すると投資に回せる資金は少ないため、投資運用会社にとって魅力的なお客様ではありません。

CCNの報じたところでは、米国のミレニアル世代のビットコイントレーダーの多くは、従来の株式市場よりも仮想通貨投資を信頼していることが明らかになっています。

eToro USのマネージングディレクターであるGuy Hirsch氏は、このリサーチは若い世代の仮想通貨へのポジティブなスタンスと、それよりも上の世代が持つ懐疑的な見方の分裂に焦点をあてていると見ており、以下の様に述べています。

「私たちは、伝統的な株式市場から仮想通貨への投資への世代交代を目撃しています。若手投資家の中には、リーマンブラザーズ以降の恐慌や旧態然とした慣行によって、株式市場への信頼を失っている人もいます」

ビットコインがより一般的なものになるための課題

仮想通貨の支持者からも、ビットコインが世間一般の否定的なイメージを払拭するまでは、大規模なビットコインの採用は起こらないだろうという声が上がっています。また、こうしたネガティブなイメージの多くは、過去に話題となっている多くの詐欺行為や不正な価格操作が原因でしょう。

Lightning Power Userの創設者であるPierre Rochard氏は、一般大衆への教育とビットコインの認知度の向上が、仮想通貨がより一般的なものになる鍵であるとして、「人々はビットコインがなんたるものかを理解しておらず、また、その価値も理解しておらず、それを利用する方法も知りませんでした。これは、私たちが大衆へ教育をする必要性があることを示しています」と述べています。

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