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「現在の株式市場の回復は2009年の強気相場と一緒。ビットコインにとっても良い兆候」モルガンスタンレー幹部

モルガンスタンレーのアナリストが顧客である投資家に送った新たなレポートによると、株式市場は金融危機から脱却し、史上最長の強気相場へと転換した2009年と類似していると指摘しています。またこれらが仮想通貨の強気相場にもつながると分析しています。

株式市場は2009年と一緒

2020年に入りほとんどの主要な株式市場の指数は高値を更新しましたが、新型コロナウイルスによって起きた市場崩壊により何年にもわたり順調に上昇していた株価は、第1四半期終了前に大暴落しました。

これはビットコイン(BTC)も例外ではありませんでしたが、株式市場が反発し上昇がほとんど止まらなくなると、半減期という好ファンダもあったためかビットコインも共に回復を見せ不思議なほどの相関関係となっています。

モルガンスタンレーの米国株式戦略責任者であるMichael Wilson(マイケル・ウィルソン)氏は投資家に送ったメモの中でも「現在の株式市場の回復と2009年の世界同時不況からの回復は類似しているためビットコインにも良い兆候になるかもしれない。」と述べています。

また今回の値動きは最終的に米国株式市場史上最長の強気相場をもたらした2019年に奇妙なほど近づいていると指摘し、「市場は金融危機の期間を多くの方法で非常に緊密に追跡している。」と説明しました。

株式市場が強気になればBTCも

ウィルソン氏の予想が正しければ、2008年の金融危機の後に生まれたビットコインも待ちに待った新たな強気相場へと突入する可能性があります。実際、この数か月の株式市場とビットコインの相関関係は驚くべきものとなっています。

先日、ハイテク株が弱気買いで引けた後ビットコインもその夜に同様の価格推移となり、マクロレベルでも相関関係が見られています。

この関係が今後も維持され、株式市場が戦後最大ともいえる上昇を見せればビットコインも驚異的な上昇を遂げる可能性は大いにあるといえます。

しかしビットコインに至っては史上最大のイベントである半減期が価格を後押しした感じは否めませんが、それでも2018年のバブル崩壊以降、弱気相場が長期間続いており仮想通貨は将来的にハイパーインフレの環境で繁栄する準備が十分にできているといえます。

現在、株式市場を救っているのは政府の景気刺激策としての資金が経済に注入していることも要因となっています。その資金が巡り巡って一部、仮想通貨のようなハード資産にも流れていることから株式市場と仮想通貨市場に相関関係があるとの指摘もあながち間違いではないのかもしれません。