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クジラが3時間の内に5億3,200万ドル相当のビットコインを移動、価格上昇の要因の一つか?

ビットコインBTC)の価格が再び12,000ドル(約130万円)台にまで回復し、執筆時点で一時1万2650ドル(約137万円)台にまで達しました。この要因にはテザーUSDT)社による1億ドル分ものUSDTの発行の他に、ビットコインを大量保有するクジラの動きも関係していると予想されています。今回は、わずか3時間以内に5億ドル(約540億円)分もの移動が検知されました。

未知のウォレットから大量のビットコインが移動

ツイッター上で巨額の仮想通貨の移動を検知し知らせているBOT「Whale Alert」によれば、7月8日時点で一部のクジラトレーダーによって、わずか3時間の間に5億3,200万ドル(約578億円)ものビットコインの移動が見られた事を報告しています。

1つはHuobiからと確認されているものの、これらの移動のほとんどは未知のウォレットのものであり、仮想通貨取引所のウォレットではないと見なされています。そのためこれは、取引所がコールドウォレットへと資産を移動したのではなく、ビットコインの大量保有者による移動と予想されます。

またそのうち2件はHuobiと価格操作疑惑に揺れるビットフィネックスへと送られた事が分かり、合計9,792BTC(約134億円)が市場に放出される可能性があります。

他にも4,979BTC、4,983BTC、4,995BTC、4.500BTC、4,792BTC、5000BTCが3回と大規模な移動が見られており、1回につき約65億円~68億円もの資金が移動している事になります。

テザー社が1億ドル分のUSDTを発行

またもう1つ価格の上昇要因として注目される動きに、テザー(Tether)社によって1億ドル(約108億円)分ものUSDTが発行された事も指摘されています。以前から、テザーの発行とビットコインの価格上昇は何らかの関連性があるとし、意図的に価格を操作しているとの疑惑が取り沙汰されていました。

これに対し、仮想通貨取引所クラーケンのCEOであるJesse Powell氏はフォーブスのインタビューの中で、クラーケンでもUSDTの発行数の増加が見られた際に米ドルの供給増加が確認できたことから、これは人為的な価格操作ではなく、市場活性化に伴う新規ユーザーの資金流入によるものだろうと答えています。

一方、ニューヨーク司法長官によればビットフィネックスとクジラトレーダーや他取引所が共謀してビットコインを価格操作しているとの懸念が指摘がされています。今後の調査結果の発表によっては、市場の信頼を失い、再びの大幅下落となりえる事も考えられるため、注意が必要になります。

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