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ビットコインの採掘難易度がこの1年間で最も急増|マイニング業界に影響も?

ビットコインBTC)の価格が急上昇を続ける中で、採掘難易度(ディフィカルティー)もこの2週間で過去最高の上昇を記録しています。これはマイナーの報酬にも関係してくるため、マイニング業界の競争が今後激化する事も予想されます。

採掘難易度上昇により競争が激化

6月から続くビットコインの価格の上昇はマイナー間の競争を激化させ、ビットコイン・ネットワークの採掘難易度(ディフィカルティー)を早い段階で調整する結果となっています。

ビットコインの採掘難易度と言えばマイナーの報酬の指標ともなっており、ここ2週間の採掘難易度は過去最高を更新していました。BTC.comのデータによれば7月9日にもブロックの高さが584.640となり、新記録となる9兆6,000億に到達しています。

これは以前の過去最高を記録した7兆9,300億を14.23%も更新し、昨年8月以来最大の数値となります。

通常、採掘難易度は10分に1回のブロック生成を維持し、2,016ブロックごとに調整しているため変更に2週間の時間を要していました。これまでにもマイナーの数が多ければ採掘難易度は上がり、少なければ下がる仕様となっています。

また、マイニングの計算値を示すハッシュレートも7日に過去最高を更新し、毎秒7450万テラハッシュを記録していました。

変化を見せるマイニング業界

このように業者間の競争の激化が予想される中で、マイニング業界は様々な環境の変化を見せています。中国やイランでは補助金付きの電力供給のおかげでより安価な電力が利用できるため、マイニングファームが急成長を遂げています。

特に中国の南西部では、雨季が近づくにつれより豊富で安価な水力発電が可能となるため、マイニング環境がさらに向上することが見込まれます。

国家による補助金を受けられるイランでは、ビットコインをマイニングする工場が増加し、ますます普及しつつあります。イラン政府もこれに注目し始め、今後数週間の内にマイナー業者向けとなる電気料金を修正する方向で動き始めています。

その一方で、マイニング市場の需要を満たす新機種の供給不足により、ビットコインの価格の上昇に比べ、ハッシュレートの増加には遅れが見られています。

マイニング設備を提供するトップ企業の1つである「Canaan」によれば、新しいマイニング機材が高い人気を集め予約注文が殺到しているため、納品が10月まで遅れる事を発表しています。

バブルが弾けた直後の2018年には利益が出ない事から撤退するマイニング業者も増え、機材の投げ売りや採掘難易度の低下が止まらず51%攻撃のリスクの懸念もなされていましたが、ここにきてマイニング事業が再び注目され始めてきていると言えます。

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