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ビットコインホルダー「1万ドル以下に留まり続けても手放さず」=約60%が長期保有傾向であることが明らかに。

仮想通貨懐疑論者でゴールドを支持するPeter Schiff(ピーター・シフ)氏が実施したアンケートで、ビットコイン(BTC)の1万ドル(約107万円)以下の低迷が長引いたとしても、約60%のホルダーが長期保有を考えていることが分かりました。

BTCを墓地まで持っていく

ビットコイン(BTC)否定派の主要人物Peter Schiff(ピーター・シフ)氏がツイッターで「価格が1万ドル(約107万円)以下に留まり続けた場合、諦めて売却するか」といったアンケートを実施しました。

このアンケートには合計28,168人のユーザーが答えており、57.5%の回答者が「いいえ」と答え、ビットコインの価格が5桁台以下に収まり続けたとしても長期保有傾向であることが示されています。

また15%の人々があと1年待って価格が変わらなければ、タオルを投入し売却すると答えました。また14%はあと4年保有、13.4%は10年待ってから撤退すると回答しています。

残りの13%は「最後まで」と、ビットコインを売らずに死ぬまで保有するとしています。ビットコインは単なるインターネットマネーとして、投機的かつ現金やクレジットカードのような経済的地位を持つことはできないとして、長年に渡り批判を浴びてきました。

現職のトランプ米大統領も2019年、ツイッター上でビットコインや「根拠のないものは信用していない」と述べ、仮想通貨より現金を好むと主張していました。

しかし今回のシフ氏のアンケートでは、多くのユーザーがビットコインの地位と将来を信じていることがうかがえる結果となりました。

それでもBTCは普及する

シフ氏は大手貴金属ディーラーSchiffgoldの会長を務め、長い間仮想通貨を否定し続けていることで知られています。2020年3月の仮想通貨市場大暴落の際には「愚か者だけがゴールドよりビットコインを選んでいる。」とツイートしていました。

またビットコインは株式市場と相関関係があり、資産の安全な避難先とはならないと指摘しています。にも関わらずこのアンケート調査結果は注目に値するといえます。

シフ氏はビットコインの価格がゼロになるとしていますが、仮想通貨取引所Bitfinexのオープンオーダーでは1セントで全てのビットコインを購入しようとしています。

誕生して12年と短い歴史のビットコインですが、現在Overstockなど多くの小売店で支払い方法として選択され、各国の中央銀行はCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)の研究に取り組むなど各業界に影響を与え続けています。