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スペイン下院議員350人が1ユーロ相当のビットコイン保有者に。啓蒙キャンペーンの一環で。

ブロックチェーン教育プラットフォームらによる啓蒙キャンペーンにより、スペインの下院議員全員に1ユーロ相当のビットコイン(BTC)が入ったウォレットのQRコードが配布されたことが明らかとなりました。

スペイン議員にBTC配布

現地メディアABCの報道によれば、スペインの下院議員で構成されたCongreso de los Diputados(下院議員会)のメンバー全員に、1ユーロ(約124円)分のビットコイン(BTC)が入ったウォレットとアクセスする方法の詳細がメールで送られてきたことが分かりました。

送ったのはBlockchain Observatoryとブロックチェーンに特化した教育プラットフォームTutellusの共同によるもので、教育キャンペーンの一環だと説明しています。

先日には米ワシントンにてデジタル商工会議所がブロックチェーン技術を知ってもらうために立ち上げたプロジェクト「Crypto for Congress Educational Initiative」によって、米国議会の全議員541人に50ドル(約5274円)分のビットコインを寄付するキャンペーンが計画されており、これにインスパイアされたものだと説明しています。

Blockchain Observatoryは今回の両社の目的は「経済と社会の変革へ仮想通貨が果たす超越的な役割をスペインの政治家層に認識してもらうことにある」と強調しました。

未来のお金に触れる機会を

当初は議員1人ずつに1ユーロ相当のビットコインを送ろうと計画していたものの、350人全員のメールアドレスが公式サイト上で確認できなかったため、下院を代表する10党へ全員分のビットコインが入ったウォレットアプリBluewalletへ連動するQRコードと詳細を添付したと述べています。

このキャンペーンを構想し実行したTutellusの創設者であるMiguel Caballero(ミゲル・カバレロ)氏は次のように説明しています。

「これは政治献金ではありません。恐らくユーザーの多くはすでに仮想通貨の使用経験があると思いますが、新しいお金にまだ慣れていない方には触れる機会を設けていただきたいと思っています。」 

現在、欧州中央銀行はデジタル・ユーロを発行するレポートを発表しており法定通貨のデジタル化も間近に迫ってきています。

より簡単かつ安全なシステムであるのと同様に日常決済を合理化するものだとしていますが、カバレロ氏は政府は仮想通貨の利点とそのリスクをもっと認識する必要があると強調しました。