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米CMEが機関投資家向けビットコインオプション取引の詳細を発表、2020年Q1の開始を目指す

米大手デリバティブ取引所シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が2020年の第一四半期(1~3月)開始を目指していたビットコイン(BTC)のオプション取引の詳細を発表しました。

CMEの新たなBTCオプション取引の詳細が明らかに

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、様々な金融商品を取り扱う大手デリバティブ取引所です。2017年12月には大口や機関投資家向けにBTC先物取引を提供していました。

先日CMEは、9月20日に発表し米商品先物取引委員会(CFTC)によって審査中のビットコインのオプション取引に関する詳細を発表しました。

プレスリリースによると

・オプション取引はCMEが提供する現金決済のBTC先物に基づく

・各オプション契約は1つのBTC先物契約(5BTC)での価格で決済

・レートはCMEが2016年にリリースしたビットコイン参考基準レート(BRR)を採用

・今回のオプションは「CME Globex・CME Clearport」での取引に利用可能

なお、開始時期は2020年の第一四半期(1~3月)を目処としています。

BTC先物取引の需要が増加

CMEのオルタナティブ投資商品部門のトップであるTim McCourt(ティム・マッコート)氏によれば、顧客のBTC先物に対する需要の増加と市場の堅調な成長が見られており、オプション取引の提供は顧客にとって価格と取引のヘッジ手段になるとしています。

オプション取引とは、将来決められた日時に決められた価格で売買する「権利」の取引のことです。

オプション取引では、レバレッジを効かせつつも急な値動きによる損失を最大限にまで減らすことができます。そのような背景から、マッコート氏はマージンを節約しつつもリスク管理や新たな利益獲得手段になり得ると自信をのぞかせています。

ビットコインのオプション取引と言えば現在Deribitが最大シェアを獲得しており、10月24日にはインターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社Bakktもリリースを発表しています。今後、このようなサービスが増え、競争が激化することも予想されています。