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ビットコインの生みの親サトシ・ナカモトの正体を巡る議論が再燃。

海外の電子掲示板サイトredditにて、10年に渡り議論されてきたビットコイン(BTC)の生みの親であるサトシ・ナカモトの正体についての投稿が再び活発となっています。

サトシ・ナカモトは誰なのか?

11月11日、redditにサトシ・ナカモトが誰なのかその匿名性に疑問を投げかけるスレッドが立ち上がり、何百ものコメントが寄せられ海外で話題となっています。

「彼にはせいぜい小さなチームがあり組織や企業、政府からの資金援助やサポートは一切ありません。ビットコインは純粋に口コミと出資者によって有機的に成長しています。そしてわずか10年で数千億ドルの価値を持つまでに成長し、現在の貨幣システムを破壊し始めています。政府がこいつの正体を知りたがらないとは思えない。」

サトシ・ナカモトは2009年、ジェネシスブロックから最初の50BTCを採掘し、その後約100万BTCを採掘した後で2011年に姿を消しました。しかしその正体は男か女か、グループなのか一切不明のままとなっています。

このスレッドではBTCの初期受取人の1人である故Parabo Corporationの開発者ハル・フィニー氏がチームの一員であるか、サトシ自身ではないかという仮説が多くのユーザーから支持されています。

「サトシがハル・フィニーだった可能性が高いと思う。ハルの隣人にサトシ・ナカモトという名前の人がいる確率はどうなんだろう?単に隣人の名前を借りただけかもしれない。」

またハル・フィニーが患っていた筋萎縮性側索硬化症が進行している間に、サトシが活動を休止し完全に姿を消し、2014年にハルが亡くなって以降再びサトシが姿を現さないことからも説明がつくと指摘されています。

他有力候補も挙がる

一方、このサトシ・ナカモト=ハル・フィニーだという指摘を全面否定する声も出てきており、同スレッド内では英情報工学者ニック・サボだとする説も根強く出てきています。

「絶対にハル・フィニーではない。ハルはサトシと一緒に仕事をしていて、ネット上で何度も議論をしていました。そんな演技をするとは思えません。暗号の世界ではサトシがニック・サボだと思っている人がほとんどです。」

他にもイギリスの暗号学者アダム・バックやビットコインのジェネシスマイナーであるデビッド・クライマンとクレイグ・ライトが、サトシ・ナカモトだとする説も出てきています。

これからもサトシ・ナカモトの決定的な証拠が出てこない限り、その正体は永遠に謎のままです。しかし「匿名による人物がグローバルな独立分散型通貨を創造した」というままにしたほうが仮想通貨・ブロックチェーン業界がより魅力的に映るのかもしれません。