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格付け機関Weiss Ratingsが評価「ポストコロナではビットコインが金よりも上回った」

米の独立系金融格付け機関であるWeiss Ratingsは、ポストコロナではビットコイン(BTC)が世界の投資家からの期待が燃料となり上昇した一方で、金のような他の安全資産はその輝きを失っていると指摘しました。

コロナ禍でBTCを評価

11月25日、仮想通貨の格付けも行う機関Weiss RatingsのアナリストであるJuan Villaverde氏とBruce Ng氏は連名で「ポストコロナ(コロナ禍)の世界で仮想通貨が金と国債を上回る理由」としたタイトルのブログを公開、製薬大手のファイザーとモデナが新型コロナウイルスのワクチンを開発したと発表後の市場の反応を評価しています。

このブログでは投資家が、実行可能なワクチンがあれば各国が実施したロックダウンから人々が解放されると見越し、ポートフォリオの見直しを始めた結果「オールドエコノミー株」が急上昇した一方で、巣ごもりに特化したハイテク株が売られる結果となったと分析しました。

しかしビットコイン(BTC)は価格を維持したうえ、17,000~19,000ドル(約176万~197万円)へと爆発的に上昇し、世界がコロナ禍からの迅速な回復を遂げるとの仮定の下でも繁栄したと評価しています。

一方で同期間中、安全資産として急上昇した金や債権は、投資家のポートフォリオ見直しにより暴落し「金の価格は基本的に水面下に沈み、債券に至っては急落後、約3分の2しか取り戻せていない」と評価しました。

仮想通貨が唯一の安全資産に

またWeiss Ratingsはファイザー社のワクチンニュースが報道された際、仮想通貨全体が暴落したものの一時的であったとしています。9月にはビットコインが上方修正して以来アルトコインもともに強力に反発したと分析しました。

そのためコロナ禍の世界では仮想通貨が唯一の安全資産である可能性があり、市場はその可能性を認識しているとして、次のように主張しています。

「仮想通貨は最先端の技術と健全な資金の交差点で独立して存在しています。そのため法定通貨のデジタル化と、それによって加速する無謀な金融政策に対する唯一の確実な防御手段となっています」

一方で金は非常に重くて保管も難しく、没収されぬ様所有権を実現するのは難しいと批判したうえで、分散型ブロックチェーン上に保管されている仮想通貨だけが誰に狙われようと自分の資産を完全に直接管理できると付け加えました。

アナリストである両者は最後に、世界がゆっくりとデジタル資産を受け入れるようになると今後、仮想通貨市場は比類のないブームを迎えるだろうと強気の見解を述べ、自社の格付け上位である仮想通貨に投資するようアドバイスしました。