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財産をすべて売却し、仮想通貨に捧げるビットコインファミリーとは?

オランダ在住のDidi Taihuttu氏とその家族は、自宅などのあらゆる財産を売却しビットコイン(BTC)に交換、日々の生活を仮想通貨決済で暮らす「ビットコインファミリー」として話題となっています。

BTCは通貨以上のモノ

一般の人々から見てビットコイン(BTC)などの仮想通貨は非常に不安定で、外部の市場の影響を受けやすくまだまだ危険であると認識されています。しかしDidi Taihuttu氏と彼の家族は、ビットコインに関与しなければさらにリスクが高くなるとして、全ての財産を仮想通貨に交換し生活していることで有名です。

Taihuttu氏は39歳で、妻と3人の子供がいます。これまで約232平方メートルの自宅に住んでいましたが、その自宅とバイクや家具、靴にいたるまで所有している全ての財産を売却し、その利益をビットコインに交換しました。

「私たちはそれらを売って、何を失うことができますか?私たちはすべての重要なものとお金を失う可能性があります。もう3台あった車も持ってなく、バイクもありませんが結果的に家族で幸せになり、人生を楽しんでいると思います」

しかしTaihuttu氏はビットコインの将来に自信を持っており、単なる通貨以上のモノと見なしています。また金融市場は厳密には仮想通貨およびデジタル決済手段に切り替わっていると主張しています。

革命は起こる

資産が新たな高値にピークを迎えるのを待つ間、Taihuttuファミリーは現在オランダのキャンプ場で生活しています。以前はビットコインをマイニングしていたものの、今は食料品やその他の生活必需品を買う際に、一度に少しずつ取引をしているのみとなっています。

その一方でこれまで幾度となく友人や親族から強い反対に遭っていることも明かし、彼らから「毎日価格が激しく上下する仮想通貨にすべての資産を投入するのはおかしい」と指摘されていました。

デューク大学の金融教授であるキャンベル・ハーヴェイ氏も、ビットコインには金の5~6倍のボラティリティがあり、仮想通貨にファンダメンタルズバリューを置くのは難しいとしています。

しかしTaihuttu氏は現在の金融市場はもう満足できるものではないと考えています。いずれビットコイン革命が起こると確信し、その瞬間に立ち会いたいと述べ、次のように付け加えました。

「多くの人が現在の金融システムへの信頼を失っていますが、仮想通貨はそのような人たちのための大きな選択肢だと思います」

実際、2020年のビットコインはかなり好調となっており、3月の4,000ドル(約41万7千円)弱から2万ドル(約208万円)の大台に迫る勢いを見せました。多くの金融機関がビットコインに投資しており、Taihuttu氏の前向きな姿勢を後押ししているのは間違いないでしょう。