今日の情報が、明日の君をつくる。

CoinSharesのCSO:ビットコインの半減期の動きは「これまでとは比較できない」と主張

英仮想通貨投資ファンドCoinSharesのCSO(最高戦略責任者)であるMeltem Demirors(メルテム・デミラーズ)氏は、2020年5月頃に控えるビットコイン(BTC)の半減期の値動きがこれまでとは異なり比較できないと予測しています。

来たる2020年、ビットコインの方向性は?

ビットコインの価格は方向性が見えず現在も低迷を続けていますが、業界の専門家の間では2020年はビットコインの半減期に該当するため明るい見通しが立てられています。

しかし、CoinSharesのCSO(最高戦略責任者)であるメルテム・デミラーズ氏はポッドキャスト内にて、市場の方向性が高まりを見せているため以前の半減期とは比較できず、全く違うものになると予測しています。

デミラーズ氏によれば2016年の半減期は市場に方向性はなく、投資家は基本的に「ロングポジション」を取っていただけであったものの現在は状況が変わり、ビットコインの需要がはるかに高くなっていると主張しました。

バブルを経て今では多くの機関投資家や企業が市場に参入してきており、ビットコインへの投機的市場の大きな割合を占めています。そのため来年の半減期には取引方法が異なっている可能性を示唆しています。

需要の増加、供給の減少

またデミラーズ氏はビットコイン市場がさらに有利な状況であり、需要の増加と供給の減少がみられるとポジティブな意見も述べています。

その理由として既に人々の間でビットコインへの投資を選択する人が増えたり、トレーダーが仮想通貨のデリバティブ商品を取引できる場所が数十か所にまで増えていることをあげました。

ビットコインのデリバティブ市場は過去2年間で確実に増加し拡大を見せているため、供給量が減る半減期は確実に価格に影響を与える可能性が高くなってきています。

一方、この意見に異を唱えるアナリストやトレーダーも多く、現在の市場が半減期をずでに織り込み済みであるとの見方も出てきています。しかし、グーグルトレンドのデータによれば「BTC 半減期」と検索した場合、2016年より人気がないことが分かっており、市場にはまだまだ半減期を知らないトレーダーが多く存在している可能性が示唆されています。

またマイニングマシーンも再生可能エネルギーを活用したより低コストな新機種が誕生するだろうと見られています。

まだまだ2020年のビットコイン価格予想には不明瞭な部分が多くありますが、このように後押しする様なポジティブ材料が続々と生まれてきていることは確かであると言えます。