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ビットコイン開発者、MimbleWimbleはBTCのサイドチェーンとして実装するべきではないと発言




ラスベガスで行われたビットコイン開発者が参加するイベント「Unconfiscatable」において、MimbleWimble (ミンブルウィンブル)がトピックとして議論されました。

ミンブルウィンブルとは、ブロックチェーンをソフトフォークすることによってサイドチェーンとして追加することができ、オリジナルチェーンに対してスケーラビリティと匿名性を加えることが可能になるものです。ミンブルウィンブルは、人気作品であるハリーポッター内で、秘密の漏れを防ぐ際に利用する呪文が由来であることが公式ページにて説明されています。

先日ミンブルウィンブルをベースとした仮想通貨であるGrinBeamのプロジェクトが開始され、プライバシー保護とスケーラビリティ両方の特徴を持つミンブルウィンブルは注目されてきました。

ブロックチェーンに関連する行き過ぎた評判を否定することで有名なビットコイン開発者のPeter Todd氏は、ミンブルウィンブルは過大評価されているとイベントで発言しました。さらに、Todd氏はなぜこの技術をビットコインBTC)に組み込んではいけないのか説明しています。

ビットコインに組み込んではいけない理由とは?

マージマイニングを使ってサイドチェーンを分散管理する点において、Todd氏はセキュリティ上よくないと主張しています。

マージマイニングとは、ビットコインのマイナーが追加労力・費用なしに他のチェーンをマイニングすることが可能になることです。

彼は以下のように述べています。

「マージマイニングによってマイニングされたサイドチェーンは、セキュリティ上安全ではありません。ハッカーたちは簡単にサイドチェーンを攻撃することができ、オリジナルのブロックチェーンに悪影響を与える事になる。それどころか、マージマイニングをするということは、PoW(Proof of Work)において大きな脆弱性を生むことになり、残念ながら私はこれがビットコインのスケーラビリティ問題に対する良い解決法だとは思えない」

Drivechainの開発者であるPaul Sztorc氏は、Todd氏のセキュリティ問題に対する意見を否定しています。

Drivechainが提案するブリンドマージナイニング(高いセキュリティを維持したままオリジナルチェーンとサイドチェーンを切り離してマイニングする技術)のコンセプトを説明し、多くのゲーム理論を用いてサイドチェーンの有用性を主張しました。

MimbleWimbleを中央集権的なサイドチェーンとして活用する提案も

より中央集権的な特徴を持つサイドチェーンを開発するBlockstreamの提案に対して、Todd氏は一定の理解を示しているようです。

しかし彼は「プライバシー性能を高めるということはより中央集権的な特徴を持つことになる」と主張し、以下のように続けています。

ZK-SNARKsを使ったジーキャッシュ(ZEC)を使えば良いだろう。この技術は、ミンブルウィンブルによるプライバシー性能よりも優れている。中央集権型のシステムにおいて、ZK-SNARKsの技術的な欠点(ZK-SNARKSsを使うためには、ユーザー自身が暗号化されたキーを生成する必要がある)はそれほど問題にはならない。システムを管理する組織の信頼性のみがユーザーが心配するべきことだ」




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