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ゴールド業界出身者が新たなビットコインETFをSECに申請、承認に有利となるか?

World Gold Council(ワールド・ゴールド・カウンシル)などゴールド業界で経験豊富なJason Toussaint(ジェイソン・トゥーサン)氏は、デラウェア州に拠点を構える「Kryptoin Investment Advisors」と協力し、新たなビットコインETFを申請したことが分かりました。

新たなビットコインETFが申請される

今回、新たなビットコインETFをSECに申請したのは米デラウェア州に拠点を構える資産運用会社「Kryptoin Investment Advisors」です。商品名は「Kryptoin Bitcoin ETF Trust」となっており、完成までに2年間を要しています。

商品開発の責任者として、ゴールド業界の市場開発組織「World Gold Council(ワールド・ゴールド・カウンシル)」の完全子会社「World Gold Trust Services」の元CEO、世界最大のゴールドETFを提供している「SPDR Gold Shares」でポートフォリオマネージャーだったジェイソン・トゥーサン氏が務めています。

なお価格はシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン参考基準レートを参考にし、手数料などの詳細は不明なもののビットコイン(BTC)で徴収されることが明らかになっています。

金融業界の長年の経験が有利となるか?

ビットコインETFは現在も承認が非常に難しい状況が続いています。有力候補とされていたVanEck社とBitwise社も承認とはならず明るい兆しは見えません。

一方、トゥーサン氏はゴールド業界の他にもモルガン・スタンレーで幹部やJPモルガンでポートフォリオマネージャーを務めるなど、金融業界での経験が豊富なため、承認に向け有利に働く可能性もあります。

トゥーサン氏によれば、ビットコインETFに関しては利点と課題がETF商品SPDR Gold Sharesと似ているため、その時の経験を生かせるだろうと自信をのぞかせています。

また、SECによってビットコインETFがなかなか承認されない最大の要因はETFと基礎となる取引所間の情報共有協定だと主張したうえで、時間がかかる可能性はあるもののSECは承認に積極的になると予測しました。

なお、今回のビットコインETFは10月15日にすでに申請されており、承認されればニューヨーク証券取引所が率いるNYSE Arcaへ上場することになっています。