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仮想通貨取引所BitMEXのCOOが辞任、理由は明らかとせず後任は不明のまま


世界最大の仮想通貨デリバティブ(金融派生商品)取引所BitMEX(ビットメックス)のCOOを務めていたAngelina Kwan(アンジェリーナ・クワン)氏が辞任していたことがわかりました。理由は明らかとなっておらずビットメックスによればクワン氏は現在は休暇中だと述べています。なお後任はまだ決まってはいません。

BitMEXの最高執行責任者が辞任

The Blockは9日、100倍レバレッジが利用可能として仮想通貨トレーダーから人気の取引所であるビットメックスのCOOを務めていたアンジェリーナ・クワン氏が辞任していたことを報道しています。

これはThe Blockがビットメックスの広報担当に確認したことで明らかになったもので、広報は、クワン氏は既に退職しており現在休暇中であると認めたうえで、その理由については現時点で言えることはそれだけだとし、明らかにはしませんでした。

なお、誰がクワン氏の後任を務めるのかに関しても不明のままです。

市場低迷時にBitMEXを支えたクワン氏

クワン氏は元々香港証券取引所(Hong Kong Exchange and Clearing Ltd/HKEX)でマネージングディレクターと規制コンプライアンス部門の責任者を務めており、仮想通貨市場が低迷していた2018年10月にビットメックスに入りました。

当時ビットメックスは3ヶ月間でビットコイン(BTC)の1日当たりの取引量が業界の最高記録を更新した時でした。

クワン氏は会社の成長を監督及び推進する責任があると述べ、ビットメックスがグローバルな仮想通貨業界に先進的かつ革新的な金融商品を提供することがミッションであると説明しています。

またBitcoin Magazineのインタビューによれば、クワン氏がビットメックスを選んだ理由の1つとしてSTEM(科学・技術・工学・数学)における女性の地位向上を意識したと答えています。

当時クワン氏は、ビットメックスは能力主義であるため、金融やビジネスのバックグラウンドを持つ女性は仮想通貨企業なら最高レベルで実力を発揮できるとの発言も残していました。

ビットメックスのCEOを務めるアーサー・ヘイズ氏もクワン氏を迎えることについて、伝統的な金融と規制に関して経験を持つクワン氏がチームに入ったことは仮想通貨業界にとっても重要なマイルストーンであると答えており、世界市場は急速に成長を見せる仮想通貨市場に焦点を移しつつあることを示しているとの持論を展開していました。

このように規制を遵守したい姿勢を見せるビットメックスですが、米国居住のトレーダーにサービスを提供していた疑いがあるとして現在CFTC(米商品先物取引委員会)から調査が入っており続報が待たれています。


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