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BitMEXのレバレッジ取引がビットコインの価格変動に影響を与えている可能性

現在、相場は比較的静かな様子を見せています。90日間の延長が命じられたテザー裁判を迎えた後も大きな価格変動はないものの上昇か下落か気を揉む状況が続いています。一方、最大100倍のレバレッジ取引を提供している仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)ではこの週末5,000万ドル(約54億円)以上のロングポジションが清算されており、アナリストらはビットコインBTC)の下落を巻き起こした原因であると指摘しています。

ハイレバレッジ取引とビットコインの価格に関係が?

ここ数日の仮想通貨市場は9,300ドル(約100万円)~9,600ドル(約104万円)台を推移している状況が続いているものの流動性が低く、何らかのニュースが起きれば異なる取引所間で大きな価格変動が巻き起こる傾向があります。

最大100倍レバレッジ取引を提供している事で人気の仮想通貨取引所ビットメックスでは、今週末一部のユーザーが5,000万ドル(約54億円)以上のロングポジションを清算し、その結果ビットコインの価格が下落、9,252ドル(約100万円)の安値を記録しました。

同様に20倍レバレッジなどを提供している人気の取引所でもロングポジションがクローズされ清算が連鎖する事態が発生し、仮想通貨アナリストの間ではビットコインの下落は単なる偶然ではなくビットメックスのハイレバレッジのポジションが解消されたためだと指摘しています。

また、ビットメックスのCEOアーサー・ヘイズ氏は以前のインタビューで取引所内でのユーザーが利用する平均レバレッジは20倍となっていると述べており、その数字を流出データを加えて推定するならばビットコインの現在の暫定推定価格は8,800ドル(約95万円)~9,300ドル(約100万円)だとしています。

ビットメックスでの5,000万ドル以上のロングポジションの解消による下落後、すぐに約9,643ドル(約104万円)にまで回復しましたが、この数週間で最高値である10,651ドル(約115万円)にまでは達していません。

BitMEXとビットコインに因果関係はあるのか

このようにビットメックスとビットコインの価格に因果関係があるとした指摘は以前からなされていました。昨年8月22日にはビットメックスが行ったメンテナンスの間にビットコインの価格が300ドル以上も上昇しました。

その際に影響を受けたトレーダーによれば、DDoS攻撃を受けたとするメンテナンスでは注文をキャンセルするためにログインもできず、明けた時にはユーザーのショート・ロングポジション両方が清算されていたとツイートしていました。

また、ビットメックスでは5月に起きた2億2,500万ドル(約244億円)の長期清算によりビットコインは6,380ドル(約69万円)の安値を記録し、時価総額が100億ドル(約1兆円)も減少しました。

6月末には5億ドル(約542億円)相当のBTCショートが24時間以内に清算されましたが、その結果ビットコインの価格は14,000ドル(約150万円)にまで上昇し、その後調整に入っていました。

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