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マサチューセッツ工科大学教授、ブロックチェーンは”国境なき経済”を構築できると主張

マサチューセッツ工科大学の教授であるSilvio Micali氏が、グローバル世界においてブロックチェーンの開発は、本当の意味での”国境なき経済”の構築ができると主張しました。BloombergのコラムでMicali氏が2019年1月21日に語った内容によれば、ブロックチェーンはより包括的なグローバル経済のために3つの要素を持る必要があるそうです。一般的に多くの人はブロックチェーンがフィンテック産業において技術的に優れていると考えているようですが、Micali氏はブロックチェーンによるセキュリティの高さが本当のイノベーションであると述べています。

今後ブロックチェーンが必要となる3つの要素とは?

3つの要素とは、セキュリティ・分散化・スケーラビリティを意味します。Micali氏は、仮想通貨とブロックチェーンがこの3つの要素を同時に満たすことができると考えているようです。

これまで、ブロックチェーン技術はセキュリティと分散化の2つを同時に達成してきました。スケーラビリティに関しては、さらなる普及が進む前に改善する必要があります。2018年1月にそれまで記録的な価格上昇を見せていた仮想通貨市場が下降相場へと転換しました。ビットコインBTC)やイーサリアムETH)の価格上昇が止まったのです。

安全で分散化されたブロックチェーンの機能が次々と開発されていく中で、時価総額1位のビットコインが高い手数料・取引承認の遅延などの課題に直面していました。

ライトニングネットワークなどの新たな技術によってこういった課題の解決を試みていますが、スケーラビリティ問題は未だに乗り越えるべき問題として残されています。

ブロックチェーンは既存のサービスを変革する

Micali氏はブロックチェーンと分散型システムが、既存の中央集権的サービスのセキュリティをより高めるとしています。彼は中央集権的なサービスがハッキングやプライバシー侵害に対して脆弱であると述べています。実際にブロックチェーンを使えば、ユーザー自身で取引にアクセスすることが可能になります。彼はこのことについて以下のように述べています。

「完全に分散化されたシステムは、ユーザーが本当に必要とする安全性を提供することができるだろう」

ブロックチェーンの未来は?

同氏はブロックチェーンが実経済でいつ活用されるかについて名言していません。しかし、より安全に分散化されたシステムは、国境間に存在する取引の障害を取り除くはずだとしています。

これまで多くのブロックチェーン技術が生まれたことによって、これまで中央集権的な特徴を持つ銀行や仲介業者が担っていたポジションでブロックチェーンが存在感を増しています。

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