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ブロックチェーンは本当に音楽業界を変えることができるのか?

ブロックチェーンの技術は通貨だけでなく物流など様々な業界にも応用ができ、多くの業界に改革をもたらすと言われています。

それでは音楽業界はどうでしょうか?
現在、違法ダウンロードやアップロード、アーティストの著作権などが取り沙汰されていますが、ブロックチェーンの技術は本当にそれらの問題を解決する事ができるのでしょうか?

音楽業界を悩ます問題

フォーブス誌によれば、音楽業界はインターネットの台頭やCDの売上げ減少などにより、長い不況が続いていました。しかし、ストリーミングなど販売方法のインフラを整えた事により回復基調を見せ始め、2017年には世界でも約157億ドル(約1兆7200億円)の市場規模にまで上昇しています。

デジタルコンテンツの売り上げは全体の50%を占めており、その中でも、ストリーミングによる収益は59%にも上っています。

一方、違法なアップロードやダウンロード、それに伴いアーティストが製作した楽曲の著作権や正当な報酬が支払われないなど、根本的な問題は解決されておらず、永続的な問題となっています。

しかし、これらの問題もブロックチェーンを実装する事で解決できるかもしれません。

tune

著作権の管理、明確化

音楽業界では、楽曲の管理や、販売などのデータが重要となっていますが、これらはブロックチェーン上で転送することが可能なものです。

また、従来のシステムでは、楽曲が製作された際、その権利を歌手、作詞家、プロデューサー、レコード会社などが保持するために手間のかかる手続きが必要となっており、そのプロセスを経ることでようやく収益の一部が報酬として入ってくるようになります。

さらに、徴収や著作権の侵害などがあれば、所属している音楽事務所を通して行わなければならず、ブロックチェーンにこれらの記録や管理をアップロードできれば、それらにかかるコストの大幅な削減に繋がります。

ブロックチェーンに様々な契約を保存できるため著作権が明確となり、作品もプロックチェーン上で保護されるため、違法なダウンロードや作品の権利に関する面倒なトラブルを回避することができます。

アーティストへと収益を還元

コストが削減されればその分、収益の多くをアーティストへと還元できます。また、ブロックチェーンをうまく利用すれば、売買から支払いまでをも簡略化できます。

余計な仲介業者を通さずに販売ができるようになるため、正当なロイヤリティを権利者に直接支払う事もでき、利用状況や売上げなどの明細も把握でき、今まで不透明だった対価を正当に受け取る事ができるようになります。

さらにライブ時のチケット販売の利益もブロックチェーン上で行えば、仲介料を取られることも無く、アーティストに還元できる額も増えるかもしれません。

https://meroko.jp/special/tune/

すでに音楽に特化した仮想通貨プロジェクトも複数存在しています。

昨年の夏にはPundi Xが台湾で開催された大型EDMフェス「Ultra Taiwan 2018 Music Festival」で、フェス内でのみ利用できるUltra Coinを発行し、来場者の仮想通貨決済を促進していました。

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