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ブロックチェーンスタートアップ企業Securrency社が1700万ドルの資金調達に成功、ETF大手のWisdomTreeやマネックスが参加

2020年1月7日のWisdomTreeのプレスリリースによれば、ブロックチェーンスタートアップ企業SecurrencyのシリーズAによる1700万ドル(約18億円)の資金調達に参加したことを発表しました。両社は協力してETFにブロックチェーン技術活用を目指すとしています。なお今回の資金調達には日本からもマネックスグループが参加しています。

Securrency社、シリーズAで1700万ドル獲得

アメリカではビットコイン(BTC)のETF上場が苦戦を強いられ続けています。その最中、機関投資家向けにブロックチェーンベースの金融および技術開発を行っているSecurrency社がシリーズAの資金調達で1700万ドル(約18億円)の資金調達に成功しました。

参加した企業はETFやETP(上場取引型金融商品)の支援者で資産運用会社WisdomTreeが主導し、アブダビ・インベスメント・オフィス(ADIO)・RREベンチャーズ・パンテラキャピタルの他、日本からはマネックスグループが名を連ねています。

WisdomTreeのプレスリリースによれば、今回のSecurrency社への戦略的投資と提携を通じETFエコシステムにブロックチェーンテクノロジーを統合して、投資家に対しETFの幅広いメリットをもたらすことを目指すと伝えています。

ブロックチェーンでETFの流動性を

Securrency社は規制のフレームワークに沿ったデジタル証券およびデジタル資産の発行、取引、サービスを促進を目指しています。

CEOであるDan Doney氏によれば、デジタル証券の世界的な流動性は認証されたIDと複数管理区域のコンプライアンスに起因するとし、便利なフレームワークが確立されればブロックチェーンがさらに発展すると主張しています。

一方WisdomTreeは、ブロックチェーンに関する調査の結果、テクノロジーへの不必要な適用と既存の規制への不十分なコンプライアンス事例が見受けられるとし、正しく適用されれば投資家に利益をもたらす要素が多数あると述べています。

両社は、ブロックチェーンでETFエコシステムのイノベーション分野を特定し、全てを最高水準の規制で満たすことに重点を置くとしています。またSecurrency社は「Compliance Aware Token」と呼ばれる技術も特許出願中で、こちらも注目が集まっています。