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ブロックチェーンと5Gがデジタル化の未来を支える|中国通信大手China Telecom幹部

中国国有の通信会社「中国電信(China Telecom/チャイナテレコム)」の幹部ジアン・ウェイ(梁偉)氏は、最新のインタビューにて「ブロックチェーンと5Gはデジタル化の未来を支えるテクノロジーになる。」と答えています。

ブロックチェーンが5Gの成長を加速

5月初旬、証券日報は中国で3番目に大きいモバイル通信プロバイダー「中国電信(China Telecom/チャイナテレコム)」のブロックチェーン事業開発責任者ジアン・ウェイ(梁偉)氏とのインタビュー記事を掲載しています。

その中でウェイ氏はブロックチェーンは5Gの成長を加速させることができ、特に課金と決済およびネットワーク共有といった分野で力を発揮すると主張しました。

5Gは特にIoT(モノのインターネット)とモビリティ(移動性)に関して世界に革命をもたらす一方で、多くの課題に直面していると述べています。

「何兆ものノード展開、全てのIoTの相互接続、お互いへのサービスの提供はデータのセキュリティと価値、交換トランザクションモデルに新たな課題をもたらしています。」

ウェイ氏はブロックチェーン技術を統合することによって、これらの課題のほとんどを解決できると述べました。

自動化でより便利に

ブロックチェーンによって5Gインフラがモバイルネットワーク事業者間で容易に共有できるようになり、支払いもスマートコントラクトとデジタル通貨で自動化すれば不正行為を防止することができます。

また国際ローミングの改善や、自動マイクロペイメントも可能になり、チャイナテレコムではすでにブロックチェーンを使ったこれらの実験も行っています。

IoTでは相互接続された何十億ものデバイスが自律的にデータを共有しているため、セキュリティが重要な課題となっていました。ブロックチェーンを統合する事により、この重要な課題を解決できると期待されています。

ウェイ氏によれば、ブロックチェーンはIoTアプリケーションにおけるデータセキュリティと価値交換の問題を解決するために使用でき、IoTアプリケーション開発を促進するための重要な基盤技術となっていると主張しました。

チャイナテレコムの調査によれば、5Gネットワークへのモバイル加入者は現時点で1億7000万人を超えていることが分かっていますが、中国の通信サービス業界におけるブロックチェーンの利用は、今後5年間で60%以上にのぼると言われています。

そのためこれから、中国でのブロックチェーンの普及がますます進んでいくことが予想されます。