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中国政府機関がブロックチェーンの仕事を認める、コロナからの経済を再建目指す

新型コロナウィルスは経済に大きな損失を与えており、失業率も大幅に増加しています。一方で中国のブロックチェーンコミュニティでは、新たな雇用の増加が期待されています。中国政府がブロックチェーンの仕事を公式に推奨しているからです。

中国政府機関がブロックチェーンの仕事を認める

中国のMOHRSS(人力資源・社会保障部)は5月11日、国内で注目を集めている仕事がブロックチェーンエンジニア、アナリスト、プログラマーであることを発表しました。リストのトップだったのがブロックチェーンエンジニアです。この発表によれば、ブロックチェーンエンジニアの定義はプラットフォームアーキテクチャを設計すること、そうしたシステムの基礎的な技術・ソリューションの開発をするような仕事を指しています。

また、ブロックチェーンアプリケーションオペレーターについても触れられています。具体的には、ブロックチェーンシステムの安定性、関連アプリーケションのプロセスやモデルの構築など、システムアプリケーションの監視・運用・保守の全般を担うと述べられています。MOHRSSはブロックチェーンエンジニアに加えて、3Dプリンターのオペレーター、オンライン学習のファシリテーター、情報セキュリティテスターなども新たな職業として挙げています。

中国で需要が増加するブロックチェーン専門家

MOHRSSのこうした発表の背景には、新型コロナウィルスで打撃を受けた中国経済の再建があります。ブルームバーグによれば、2月だけでも800万人が失業したことが報告されています。労働力の60%はサービス産業にありますが、この業界は過去最高の失業率を記録していることも明らかとなっています。

中国政府はブロックチェーンの仕事を認め、推進しています。ブロックチェーンのグローバルリーダーとも言える存在になっています。中国の成都情報技術大学では、ブロックチェーンの学士号プログラムもスタートしました。ブロックチェーンの専門家を育成し、増加する需要に応える狙いです。中国系の企業Zhaopinの調査によれば、国内でのブロックチェーン関連の仕事は初任給でも平均的な月収の約2倍に及ぶとのことです。