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リトアニア銀行、金融以外の領域にもブロックチェーン適用を計画

リトアニア銀行はサンドボックス(外部アクセスが難しいソフトウェア実行環境)開発の3段階目となる研究及び調査のフェーズが完了した後、ブロックチェーンを活用したプラットフォームを金融領域以外に適用する可能性があると明かしました。

リトアニア銀行、金融以外の領域にもブロックチェーン適用を計画

中央銀行にあたるリトアニア銀行は「LBChain」と呼ばれるブロックチェーンプロジェクトを手がけています。同プロジェクトのマネージャーであるAndrius Adamonis氏によれば、金融関係の事業を行う企業だけでなく、輸送業、ヘルスケアなどの企業に対してもプラットフォーム経由で利益が得られるかを模索しているとのことです。同プロジェクトは技術の精度をさらに高める時間を持つため、2020年後半に立ち上げ予定となっています。

リトアニア銀行は試験運用を通して、デロイト、IBM、Tietoといった大手企業、フィンテック企業との協力の基にテクノロジー開発を行ってきました。現在、計11社が開発に携わっている状態です。

官民協力の基、さらなる開発へ

Adamonis氏は3段階目のサンドボックス開発が成功したことに喜び、官民の各セクター、海外の研究機関との提携についても見解を述べました。また、先日行われた会議によると、今後企業がこれらの技術を実装するニーズがあるとして、将来性についても高い評価をしているようです。

リトアニア銀行は仮想通貨ネム(NEM)のプラットフォーム上で独立記念貨幣を発行やコレクション要素の強いデジタル通貨の発行など、仮想通貨及びブロックチェーンの研究開発に積極的に取り組んでいます。こうした取り組みは、フィンテック・イノベーションの成果をさらに上げるために計画されていたものと述べられています。