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ブロックチェーンを使いオーストラリアで食品の安全性向上を目指す

オーストラリアでブロックチェーンを使い食品の安全性向上を目指した新たなプログラムの試験運用が開始されます。着色されたものや病気にかかった食肉など、消費者にとって不利益なものを防ぐ効果が期待できます。

ブロックチェーンを使いオーストラリアで食品の安全性向上を目指す

オーストラリアに拠点を構えている保険会社National Transport Insuranceは、ブロックチェーンプラットフォームのBeefLedgerと提携しサプライチェーン向けの新たなプロジェクトの試験運用を開始しています。これは食肉のエンドツーエンドの追跡を目的としたものです。

現代社会では、日常的な生活において肉を食べることは一般的です。今回のプロジェクトでは、これに伴った動物福祉の向上や輸出における安全性の向上を目指しています。ブロックチェーンを活用することで、IoTをベースとした最先端のテクノロジーを使ったパッケージングやサプライチェーンのリアルタイム情報の共有・設計などに役立つことも期待されています。

保険リスクの低減、物流に劇的な変化をもたらす

BeefLedgerによると、ブロックチェーンを取り入れることで製品の強化や資格証明が容易になります。これによって、保険会社にとってもリスクの低減に繋がると述べています。

National Transport InsuranceのCEOであるトニー・クラーク氏は、このプログラムを行う目的について以下のように述べました。

「今回の取り組みによって、農業、物流、動物福祉、輸送を将来的に劇的に変化させることができます。まだ初期段階ではあるものの、今後オーストラリアの事業者や消費者にとって有益なものとなるでしょう。」

中国を事業の主な対象としているBeefLedgerの会長であるWarwick Powell氏も、以下のようにコメントを出しています。

「これらの研究は動物福祉や倫理基準に加えて、商品の生産地証明など中国の消費者にとって最優先すべき事項であると考えられます。こうした取り組みによって、オーストラリアの製品にさらに興味を持ってもらえるでしょう。」